1. シャワーの最適温度は38~42度が目安
シャワーの適温は、一般的に38~42度程度とされています。
ただし、季節や浴びる部位、タイミングによって適温は異なります。
■夏と冬で温度を使い分けよう
夏は37~39度程度のぬるめのお湯が適しています。
外気温が高いため、冷水を浴びたくなることもありますが、急激な冷却は体への負担になるため、避けたほうがよいでしょう。
冬は40~42度程度で、やや熱めのシャワーが適しています。
冷えた身体を温めることで、血行促進も期待できます。
■洗髪に適した温度は37~38度
髪や頭皮への負担を軽減するには、37~38度のぬるめのお湯がベストです。
40度以上のお湯は、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥やフケ、かゆみの原因になることもあります。
■シャワーを浴び始めるときの温度
浴び始めは38~40度程度のぬるま湯でスタートしましょう。
最初は手足などの末端からお湯をかけ、全身が温まったら温度を2度ほど上げて浴びると、無理なく体を温められます。
2. 熱すぎるシャワーは肌や髪に悪影響!?
シャワーの温度が45度以上になると、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥や肌荒れを引き起こす可能性があります。
熱いシャワーは頭皮にも影響し、皮脂を過剰に奪うことでフケやかゆみ、抜け毛の原因になることも。
また、髪のキューティクルが開きやすくなり、ダメージやパサつきにつながります。
カラーリングしている場合は色落ちが早まるため、注意が必要です。
■冷たすぎるシャワーにも注意
一方で、温度が低すぎるシャワーにも注意が必要です。
暑い時期に冷水を浴びたくなることもありますが、冷水では油分が落ちにくく、ニオイやベタつきの原因になることがあります。
洗髪時には37~38度のぬるま湯に切り替えて、汚れや余分な皮脂をしっかり落とすことが大切です。
3. シャワーだけで体を温めるコツ
湯船に浸かれないときでも、シャワーだけで効率よく身体を温める方法があります。
■足元を温めるのがポイント
シャワーで身体を温めるなら、足元に42~43度程度のやや熱めのお湯をかけましょう。
足先で温まった血液が全身を巡ることで、効率的に体温が上がります。
また、洗面器などにお湯を溜めて足湯をしながら頭や身体を洗いながら足を温める方法もおすすめです。
結論
シャワーは温度設定次第で、肌や髪への影響が大きく変わります。
正しい方法でシャワーを活用し、肌や髪の健康を保ちながら毎日を快適に過ごしましょう。
正しい方法でシャワーを活用し、肌や髪の健康を保ちながら毎日を快適に過ごしましょう。