1. 義母特製のフレンチトーストは...
ある日、息子と一緒に義実家へ遊びに行ったときのことです。
義母が「今日は、おばあちゃん特製のおやつがあるよ!」と出してくれたのは、ふわふわと大きく、渦を巻くような見た目のトースト風の一品でした。
さっそく、息子と一緒に一口食べてみると...表面はサクッ、中はふんわりですごく美味しい!
「これ、なにで作ってるんですか?」と聞くと、義母が「車麩だよ」と言ったので驚きました。
車麩を卵と牛乳にしっかり浸して、バターで焼き上げた、フレンチトースト風のレシピだとのことで...。
煮物やすき焼きのイメージが強かった車麩が、こんなにおしゃれで美味しいおやつに変身するとは思わず、義母のアイデアに本当にびっくりしました。
それ以来、我が家でも車麩を使ったフレンチトースト風おやつが定番になりました。
2. 車麩を使ったおすすめレシピ!
精進料理やベジタリアンメニューでも活躍する「車麩」。
見た目も食感も肉のように使える万能食材で、今回のエピソードのようにスイーツにも使われることがあります。
ここでは、そんな車麩の基本的な使い方と、おすすめの調理法について紹介します。
■基本の使い方
・水またはぬるま湯で戻す
車麩はそのままだと硬くて食べにくいため、調理前に必ず水またはぬるま湯で戻す必要があります。
戻す時間の目安は約5分ですが、サイズや種類によって異なるため、パッケージの表示を確認してから戻しましょう。
戻したあとは、水気を軽く絞って使うのがポイントです。
・切るタイミングは戻してから
乾燥状態では硬くて切りにくいため、戻したあとに切るのが基本です。
戻してからの方が柔らかく、サイズ感も確認できるため、料理に合った形にしやすいですよ。
■おすすめの料理アイデア
・車麩を肉の代わりに使う
車麩はそのボリューム感から、肉の代用品として煮物にぴったりです。
たとえば「肉じゃが」や「筑前煮」などの料理に使えば、ヘルシーで食べごたえのある一品になります。
出汁の味をよく吸ってくれるので、炊き合わせにもおすすめですよ。
・車麩のフライにする
戻した車麩に衣をつけて揚げれば、ジューシーで満足感のあるフライに仕上がります。
お弁当のおかずや、おつまみにもピッタリです。
・車麩ステーキ
車麩を醤油・みりん・砂糖などで下味をつけてフライパンで焼くだけで、しっかりとした主菜になります。
にんにくやしょうがを加えると、よりコクのある味わいが楽しめるでしょう。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
使い勝手のいい車麩は乾物としてストックもできるので、ぜひいろいろな料理に活用してみてください!
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
使い勝手のいい車麩は乾物としてストックもできるので、ぜひいろいろな料理に活用してみてください!
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。