1. 傷んだなすの見分け方
◾️ツヤがない・しなびている皮に注目
新鮮ななすは、ツヤツヤとした皮が特徴です。
ところが、劣化が進むとツヤが消えて、全体的にしなびたような見た目になります。
茶色っぽく色がくすんでいるのも、傷み始めのサインですよ。
◾️へた・ガク・重さから鮮度チェック
へたが乾いていたり、ガクの内側の紫色があせている場合は、鮮度が落ちているサインです。
また、なすは水分が豊富な野菜なので、持ったときに軽いと感じたら要注意。
水分が抜けて劣化している可能性があります。
◾️ぶよぶよ・ヌメリ・変なにおいはアウト
手で触ってブヨブヨしていたり、表面にヌルつきが出ている場合は、腐敗が進んでいる証拠です。
なすは基本的ににおいが少ない野菜なので、違和感のあるにおいがしたら食べるのはやめましょうね。
2. なすを長持ちさせる保存のポイント
◾️冷蔵庫での「低温障害」に注意
なすは寒さに弱い野菜。
冷蔵庫にそのまま入れてしまうと、低温障害を起こすことがあります。
低温障害とは、冷えすぎによって野菜の組織が傷み、劣化してしまう現象のことです。
具体的には、表面に斑点が出たり、色が変わってしまう「ピッティング」や「ヤケ」などの症状が見られます。
冷蔵保存する場合は、しっかり対策をして予防しましょう。
◾️乾燥を防ぐためのひと工夫
乾燥も、なすの劣化を早める大きな原因のひとつです。
冷蔵庫内の風が直接当たったり、へたから水分が蒸発してしまうことで、しなびてしまうことがあります。
これを防ぐためには、新聞紙やキッチンペーパーでなすを包んでから保存すると、乾燥を防げます。
結論
なすは見た目・感触・においで劣化のサインがわかります。
保存する際は低温障害と乾燥に注意して、適切な方法で保管しましょう。
ひと工夫するだけで、なすの美味しさを長く楽しめますよ。
保存する際は低温障害と乾燥に注意して、適切な方法で保管しましょう。
ひと工夫するだけで、なすの美味しさを長く楽しめますよ。