1. 4歳の娘のうなぎデビュー
これは、娘がまだ4歳の頃の出来事です。
その年の土用の丑の日、ちょっと奮発して国産のうなぎを買い、家族みんなで「今日はうなぎだ〜♪」と楽しみにしていました。
ふっくら香ばしいうなぎを食卓に並べると、いい香りに私も夫もテンションが上がっていました。
娘にも「一口食べてみる?」とすすめてみたところ...「美味しい〜!」と目をキラキラさせて食べていました。
「気に入ったみたいでよかった〜」と喜んでいたのも束の間...。
調子に乗ってどんどん食べていた娘が、突然「うぇ〜ん!!」と泣き出しました。
どうやら、小さな骨が喉に刺さってしまったようでした。
大人には気にならないくらいの小骨でも、子どもにとってはとても痛かったようで...私も「ごめんね」と謝り、深く反省しました。
娘の「うなぎデビュー」は、今でも忘れられない思い出になっています。
2. 魚の骨が刺さったときの『NG行為』
魚を食べていて、小骨が喉に刺さった経験はありませんか?
そんなとき、昔から言われている方法を試してしまいがちですが、実はかえって症状を悪化させる「NG行為」もあるんです。
そこで今回は、魚の骨が刺さったときに避けたい対処法を紹介します。
NG行為その①:ご飯を丸飲みする
「ご飯を丸飲みすれば骨が取れる」と聞いたことがある方も多いかもしれません。
しかしこの方法は、骨が喉の奥にさらに深く刺さってしまう可能性があり、非常に危険です。
無理にご飯を飲み込むと、痛みが増したり、骨の除去が難しくなることもあります。
また「水を飲む」「ツバを飲む」といった方法も同様に危険とされています。
これらの行為は骨を動かしてしまうリスクがあるため、避けるようにしましょう。
NG行為その②:自分でピンセットなどを使って取る
喉に見える骨があると、ピンセットや箸で自分で取ろうとしたくなるかもしれません。
しかし、自分で取り除く行為も非常に危険です。
喉の粘膜を傷つけてしまったり、骨の一部が残ってしまったりする可能性があります。
さらに、喉に器具を入れようとすると強い嘔吐反射が起こる人も多く、かえって状況が悪化することも。
骨が見えても、自分で取ろうとせず、医療機関を受診しましょう。
NG行為その③:「そのうち溶ける」はウソ!
「魚の骨はそのうち唾液で溶けるから大丈夫」と聞いたことがあるかもしれませんが、これは誤解です。
人間の消化酵素では魚の骨を溶かすことはできません。
違和感や痛みが続く場合は、自然治癒を期待せず、早めに耳鼻咽喉科を受診することが大切です。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
魚の骨が喉に刺さったときは、焦らず落ち着いて対応し、症状が続く場合は早めに医師に相談しましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
魚の骨が喉に刺さったときは、焦らず落ち着いて対応し、症状が続く場合は早めに医師に相談しましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。