ひと手間で『ゴーヤ』がウマすぎる！→苦味を和らげる【簡単テクニック4選】を紹介

ゴーヤは切り方によって味わいが変わります。生で食べるときや和え物にする場合は、カットの薄さがポイントです。

◾️薄切りで食べやすく
ゴーヤは厚く切ると歯ごたえが楽しめますが、その分苦味も強調されます。
苦味を和らげたいときは、2〜3mm程度の薄切りがおすすめです。
特にサラダや和え物では、この薄さにすることでぐっと食べやすくなります。

塩揉みは定番ですが、そこに砂糖を少し加えることで甘みがプラスされ、苦味がやわらぎます。

◾️塩と砂糖のバランス
ゴーヤ1本に対して、塩と砂糖をそれぞれ小さじ1/2程度使用します。
砂糖だけでは水分が抜けにくいため、必ず塩とセットで使いましょう。
切ったゴーヤに塩と砂糖をまぶし、しっかり揉みこんだら数分置き、水気を絞れば下ごしらえが完了します。

ゴーヤの苦味成分である「モモルデシン」は水に溶けやすい性質があります。
この性質を活かすと、短時間で苦味をやわらげられます。

◾️1〜2分のひと手間
スライスしたゴーヤを熱湯で1〜2分ほど下茹ですると、余分な苦味が和らぎ、食べやすくなります。
ゴーヤは過加熱すると組織が崩れやすく、シャキッとした食感が失われてしまいます。
短時間で茹でるのがおすすめです。

ゴーヤは収穫後に少し追熟させることで、苦味が和らぎ、よりマイルドな味わいになります。

◾️常温保存で完熟へ
緑色のゴーヤを冷暗所に1週間ほど置くと完熟し、黄色みを帯びてきます。
完熟すると苦味成分が減り、糖度がわずかに上がるとする研究結果もあります。
完熟ゴーヤはサラダやマリネにすると、その優しい味わいが引き立ちますよ。

ゴーヤは炒め物やサラダ、和え物など幅広く使える夏野菜です。
苦味を抑える方法を知っておけば、料理の幅も広がりますよ。
今回の下ごしらえ方法を活用して、自分好みのゴーヤ料理を楽しんでみてくださいね。