1. 娘が体調を崩した原因は...
自宅に買いだめしていたじゃがいもがたくさんあったのですが、気づくと芽がかなり伸びていました。
「そろそろ使わなきゃ」と思い、芽を丁寧に取り除いてシチューを作りました。
ところが翌日、私に激しい腹痛が起きてしまい...。
すると、1歳半の娘もぐったりしていて、お昼寝から起きた直後に嘔吐してしまいました。
幸い、1日で症状は落ち着きましたが、原因はじゃがいもの芽に含まれる成分だったようです。
しっかり取り除いたつもりだったのですが、私の不注意で子どもに辛い思いをさせてしまい、本当に反省しました。
それ以来、じゃがいもは早めに消費して、芽がしっかり取れているか確認することを心がけています。
2. じゃがいもの下ごしらえ:芽と皮の取り方のコツ
家庭料理の定番食材「じゃがいも」ですが、芽や皮の処理を誤ると食中毒の原因になることがあります。
安心して美味しく食べるために、ここでは芽と皮の正しい取り方や、食べる際の注意点を紹介します。
■芽と皮の確実な取り除き方
じゃがいもの芽は、根元までしっかりえぐるように取り除くことが大切です。
小さな芽でも毒素が含まれているため、必ず取り除きましょう。
ピーラーの突起部分や包丁の刃元を使うと、芽を根元からしっかり取り除けます。
また、皮が緑色に変色している場合も注意が必要です。
緑色の皮には毒素が含まれているため、厚めに皮をむいて取り除きましょう。
とくに保存状態の悪いじゃがいもは緑色になりやすく、食中毒のリスクが高まります。
■食べる際の注意点
未熟なじゃがいもには毒素が多く含まれているため、皮をしっかりむき、量にも気をつける必要があります。(※1)
とくに家庭菜園で収穫したじゃがいもは未熟なものが混ざることがあるため注意しましょう。
一方、市販されているじゃがいもは管理が徹底されており、未熟なものはほとんどありません。
皮ごと調理する場合は、市販のものを選ぶと安心です。
(参考文献)
※1:農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/solanine/potato_alkaloid_QA.html#%E6%AF%92%E7%B4%A0%EF%BC%91
■もし中毒症状が出てしまったら...
もし芽や皮に含まれる毒素を摂取し、吐き気や腹痛などの症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診してください。
また、問題となったじゃがいもだけでなく、一緒に調理した他の食材も食べないように注意しましょう。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
じゃがいもは正しい下ごしらえを行えば、安心して美味しく味わうことができます。ぜひ日々の料理に取り入れる際の参考にしてみてください。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
じゃがいもは正しい下ごしらえを行えば、安心して美味しく味わうことができます。ぜひ日々の料理に取り入れる際の参考にしてみてください。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。