1. 印鑑を捨てる前に注意すべきこと
印鑑は契約や身分確認などに使われるため、慎重な扱いが必要です。
処分の際には、必ず正しい手順を踏むことが大切ですよ。
◾️印鑑登録の廃止手続き
実印として登録している印鑑を捨てる場合、必ず印鑑登録の廃止手続きを行いましょう。
廃止せずに捨ててしまうと、悪用されるリスクが高まります。
役所で廃止申請を行い、登録を取り下げたうえで処分してくださいね。
◾️銀行印の変更手続き
銀行に届け出ている印鑑を処分する場合も注意が必要です。
先に新しい印鑑への変更手続きを済ませてから古いものを処分しなければ、口座取引に支障が出ることがあります。
通帳と古い印鑑、新しい印鑑を持参して、銀行窓口で手続きしましょう。
これを怠ると実印と同じく悪用のリスクもあるので、必ず忘れずに行うことが大切です。
2. 印鑑の正しい処分方法
手続きが済んだら、次はいよいよ処分です。
そのままゴミに出さず、悪用を防ぐ工夫をして処分することが大切です。
◾️印面を削る
カッターなどを使って印面をしっかり削りましょう。
印影が残っていると第三者に悪用される恐れがあるため、複数箇所をしっかり削りましょう。
その後、自治体のルールに沿って処分してください。
◾️接着剤でふさぐ
印面に強力な接着剤を流し込み、乾かしてから処分する方法もあります。
より安心したい場合は、袋に入れて中身が見えないようにしてから捨てると安全です。
◾️神社で供養する
長年大切にしてきた印鑑を捨てるのに抵抗がある方は、神社で供養してもらうのも良い方法です。
対応が無料の場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
◾️印鑑屋やはんこ屋に回収を依頼
近くの印鑑屋で回収してもらえることもあります。
神社まで足を運べない方におすすめで、多くの店舗は無料で引き取ってくれるので、安心してお願いできます。
3. どうしても捨てられない場合の保管方法
「まだ捨てたくない」「思い入れがある」という場合は、処分せずに保管する方法もあります。
ただし、その場合も注意が必要です。
◾️登録の廃止は必須
保管する場合でも、実印や銀行印として登録している印鑑は必ず廃止手続きをしておきましょう。
登録されたまま保管すると、万が一盗難にあった際に悪用される危険があります。
◾️印面を削ってから保管
廃止手続き後に印面を削っておけば、仮に盗まれたとしても悪用される心配が減ります。
印鑑ケースに入れて保管すると安心ですよ。
結論
不要になった印鑑は、必ず印鑑登録や銀行印の変更などの手続きを済ませてから処分することが大切です。
印面を削る、接着剤でふさぐなどの工夫をして、悪用を防ぎましょう。
供養や回収サービスを利用すれば安心して処分できます。
どうしても捨てられない場合も、必ず廃止手続きを行い、安全に保管してくださいね。
印面を削る、接着剤でふさぐなどの工夫をして、悪用を防ぎましょう。
供養や回収サービスを利用すれば安心して処分できます。
どうしても捨てられない場合も、必ず廃止手続きを行い、安全に保管してくださいね。
