片栗粉の”とろみ付け”がダマになる…（涙）⇒初心者でも絶対に失敗しない＜3つのポイント＞を伝授

水溶き片栗粉を使っても、思うようにとろみがつかないことがあります。
その原因は片栗粉と水の割合にあることが多いんです。

◾️水と片栗粉の割合
片栗粉と水は1：2の割合で溶くのが基本です。
水が多すぎると固まるまでに時間がかかり、仕上がりが不安定になりがち。
慣れていない方は、片栗粉の倍量の水で溶くと安定して仕上がりやすくなります。
安定したとろみがつきやすくなりますよ。

水溶き片栗粉は入れるタイミングを間違えると、思うように仕上がらないことがあります。

◾️流し入れる前に混ぜ直す
水溶き片栗粉は時間が経つと沈殿します。
使う直前にもう一度よくかき混ぜてから流し入れましょう。
しっかり混ぜ直してから加えると、ダマになりにくくなります。

◾️加えるタイミング
片栗粉を加えるのは、味付けを終えた後がベストです。
①鍋の火を一度止める
②少しずつ片栗粉を流し入れる
③全体を軽く混ぜる
この手順を守ると、料理全体に均一なとろみがつきます。

片栗粉は温度によって固まり方が変わるため、火加減がとても重要です。

◾️ダマを作らない方法
片栗粉は65℃以上で固まり始めます。
ダマを防ぐには、加える前に火を止めてから流し入れるのが安心です。
その後、弱火から中火にかけて1分以上加熱しましょう。

①全体を混ぜながら加熱
②とろみが安定するまで火を通す
③仕上げの固さを確認
加熱が短すぎると仕上がりにムラが出やすく、長く加熱しすぎると粘りが強く感じられる場合があるため、加熱時間には注意してくださいね。

片栗粉は正しい割合とタイミングを押さえれば、失敗しにくいなめらかなとろみ料理に仕上がります。
ぜひ今日から実践してみてください！