【玉ねぎの皮、捨てるのもったいない！】玉ねぎの皮を使った”再利用アイデア”が神すぎた…

玉ねぎの皮は粉末にすることで、さまざまな料理に使いやすい出汁として活用できます。

◾️粉末出汁の作り方
①皮をよく洗い、水気を拭き取る
②しっかりと乾燥させる
③ミルサーで粉砕して粉末にする（ミルサーがない場合は、ハサミで細かく切ります）

◾️粉末出汁の使い方
カレーやスープに加えるほか、フライドポテトや唐揚げに直接ふりかけてもおいしく食べられます。
硬い皮でも粉末にすれば口当たりよく、栄養も無駄なく摂取できるのが魅力です。

煮出しだけでなく、水に浸ける方法でも出汁を取ることができます。
手軽に作れるのも魅力のひとつです。

◾️水出汁の作り方
①皮を酢入りの水で軽くもみ洗いして殺菌
②水気を切り、皮を縦に裂いてうまみを出やすくする
③ふた付き容器に皮と水を入れ、塩と砂糖を加えて冷蔵庫で一晩以上置く
おすすめは2〜3日目の水出汁で、冷蔵庫で約1週間保存できます。

◾️水出汁の使い方
やさしいうまみを生かして味噌汁やスープに使うのがおすすめです。
ポトフなど煮込み料理にも相性抜群。
玉ねぎの皮には硫化アリルが含まれており、新陳代謝を助ける働きがあるといわれています（※1）。

もっとも手軽な活用法は、玉ねぎの皮茶です。
毎日の生活に取り入れやすく、栄養補給にも役立ちます。

◾️玉ねぎ皮茶の作り方
①外側の茶色い皮を洗って乾燥させる
②沸騰した湯に入れ、5分ほど煮出す
③茶こしでこして完成

◾️飲みやすくする工夫
玉ねぎ特有の臭みが気になるときは、冷やして飲んだり、はちみつや砂糖を加えたりするとマイルドになります。
煮出しすぎると苦みが強くなるので、時間はお好みで調整してくださいね。

玉ねぎの皮を食用にする場合は、できるだけ無農薬のものを選ぶのが安心です。
黒ずんでいる部分は黒カビの可能性があるため、取り除いてください。
また、皮には土や汚れが残っていることが多いため、使用前には、しっかり洗うことを忘れないようにしてください。

玉ねぎの皮は出汁やお茶として再利用でき、栄養も余すことなく取り入れられます。
粉末出汁や水出汁は料理の隠し味に、お茶は毎日の健康習慣にぴったりです。
普段は捨ててしまう皮も、少し工夫するだけで食卓を豊かにする存在に変わります。ぜひ試してみてくださいね。

（参考文献）
※1農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/2006/01.html