トイレ便座の”黄ばみ”が一瞬でキレイに！放置するだけで超簡単な【トイレ掃除術】を試して♪

便座の裏に現れる黄ばみは「尿石」と呼ばれるものです。


◾️尿石の原因
尿に含まれる成分が空気や時間の経過で変化し、固まってしまったものが尿石です。
飛び跳ねた尿が放置されることで徐々に黄ばみとして定着し、落ちにくくなります。


◾️見た目だけでなく衛生面も悪化
黄ばみは見た目の不快感だけでなく、時間が経つとにおいの原因になります。
さらに尿石は雑菌が繁殖しやすい環境をつくり、他の汚れも付きやすくなってしまいます。
特に便座裏は汚れがたまりやすい場所なので、定期的に掃除することが大切です。
便器のすき間や床・壁なども一緒に確認すると安心ですね。

尿石はアルカリ性なので、酸性で中和すると落としやすくなります。
ただし強い酸性洗剤は便座の素材を傷めるおそれがあるため、穏やかな酸性のクエン酸を使うのが安心です。


◾️クエン酸スプレーの作り方と使い方
①スプレーボトルに水200mlとクエン酸小さじ1～2杯を入れてよく混ぜます。
②黄ばみ部分にスプレーし、トイレ用掃除シートで覆ってパックするように密着させます。（トイレットペーパーとラップで代用も可能）
③1～2時間ほど置いたあと、シートを外して残ったクエン酸を拭き取ります。
この方法なら素材を傷めずにすっきり落とせます。

クエン酸だけで落ちない頑固な汚れには重曹を組み合わせましょう。


◾️重曹の効果
重曹は細かい粒子で研磨作用があり、しつこい汚れに有効です。


◾️使い方の手順
①まずクエン酸スプレーで便座裏をパックし、1〜2時間置いてから外します。
②黄ばみに重曹を振りかけ、濡らしたシートやスポンジでやさしくこすりながら拭き取ります。
クエン酸と重曹を合わせることで、落ちにくい尿石もきれいに落とせますよ。

黄ばみを防ぐ一番の方法は、こまめなお手入れです。


◾️毎日できる簡単ケア
尿が便座裏に残らないうちに拭き取ることが大切です。
時間が経つ前にサッと拭くだけで尿石化を防げます。


◾️クエン酸スプレーを常備
毎日掃除が難しい人も、クエン酸スプレーをトイレに置いておけば便利。
気づいたときにシュッと吹きかけて拭き取るだけで、予防が簡単に続けられます。

便座裏の黄ばみは放置するとにおいや雑菌の原因になり、不快感を与えてしまいます。
クエン酸を使えば簡単に落とせますし、重曹を組み合わせることで、より汚れが落ちやすくなります。
予防のためにクエン酸スプレーを常備して、清潔で快適なトイレを保ちましょうね。