1. 畳にカビが発生しやすい環境とは
畳にカビが生えるには、いくつかの条件があります。
ここでは、カビが生えやすい部屋の特徴をチェックしてみましょう。
◾️風通しや日当たりが悪い部屋
湿気がこもりやすい部屋では、畳の湿度が高くなり、カビが発生しやすくなります。
特に梅雨時は注意が必要です。
◾️長時間閉め切ることが多い場合
部屋を締め切ったままにしておくと、空気が滞留して湿度が上がり、カビの温床になります。
◾️床下の湿気がこもりやすい建物
住宅の構造によっては床下に湿気が溜まりやすく、その影響で畳にもカビが発生しやすくなります。
◾️新しい畳の上にカーペットを敷いている
通気性が悪くなるため、湿気がこもってカビが広がる原因になります。
こうした環境に心当たりがある場合は、早めに対策を始めましょう。
特に換気を心がけ、湿度を下げることが大切です。
2. できてしまったカビの除去方法
もし畳にカビが生えてしまったら、慌てずに次の手順で掃除をしてみましょう。
必要な道具を揃え、丁寧に取り除くことがポイントです。
◾️用意するもの
・消毒用アルコール(70〜80%)
・ブラシ
・スプレーボトル
・ペーパーやトイレットペーパー
・雑巾
◾️掃除の手順
①作業前に窓を開け、風通しを良くします。
②アルコールをスプレーボトルに入れ、カビ部分に吹きかけたあと、15分ほど置きます。
③アルコールを含ませたブラシで、畳の目に沿って優しくこすり取ります。
④取れたカビをペーパーで拭き取り、必要に応じてこの工程を繰り返します。
⑤最後に再度アルコールを吹き付け、乾いた雑巾で仕上げ拭きをします。
⑥掃除後はしっかり乾燥させることが大切です。
3. 普段からできる畳のカビ予防
畳のカビを防ぐには、日頃からのケアが欠かせません。以下のポイントを意識して習慣化してみましょう。
◾️換気と掃除を意識する
梅雨や夏は特に、意識的に換気を行いましょう。
掃除機は持ち上げながらかけると、畳の目に沿ったほこりを吸い取りやすくなります。
◾️畳を乾燥させる
天気の良い日には、畳を外に出して干すのも効果的です。
難しい場合は片側を持ち上げて風を通すだけでも湿気対策になります。
◾️素足で歩かない
足の汗や皮脂が畳に付着すると、カビの原因になりやすいです。
清潔な靴下を履いて過ごすと、より安心です。
結論
畳のカビは、湿気と汚れが重なって発生します。
ただし、日頃から換気や掃除を心がければ、十分に予防できます。
畳を清潔に保ち、梅雨の時期も快適に過ごしましょう。
ただし、日頃から換気や掃除を心がければ、十分に予防できます。
畳を清潔に保ち、梅雨の時期も快適に過ごしましょう。
