1. 硬いかぼちゃの切り方
かぼちゃの皮は非常に硬く、切るときに苦戦する人も多いものです。
皮の硬さは、かぼちゃの保存性を高めているといわれています。
ここでは、まるごとの切り方や裏ワザ、レンジを使った簡単な方法を紹介します。
◾️まるごとかぼちゃの切り方とコツ
①かぼちゃ1玉はヘタを上にしてまな板に置く
②ヘタを避けた位置に包丁を当て、力を均等に入れて半分に切る
③ヘタの近くに刃先を三角形に差し込み、ヘタを削ぎ取る
④1/4に切り分け、スプーンで種とワタを取り除く
注意点は、ヘタに直接刃を入れないこと。
刃先を無理に差し込むと抜けなくなるため、切り口をまな板にあてて安定させながら切りましょう。
◾️裏ワザで簡単に切る方法
①かぼちゃをヘタを上にして置く
②ヘタ部分に刃先で五角形の切れ目を入れ、くり抜く
③反対側の中心も同様にくり抜く
④くり抜いた部分に包丁を垂直に突き立て、下に向かって切る
⑤反対側も同じように切り、1/2にする
一気に切ろうとすると包丁が抜けなくなるため注意。
皮が薄い裏側を上にすると、より切りやすくなります。
◾️レンジ加熱で切りやすくする
①かぼちゃ1玉は電子レンジで数分加熱する
②1/2サイズは種とワタを取り、ラップをして短時間加熱する
加熱することで包丁が入りやすくなります。
ただし日持ちしないため、加熱後はその日のうちに使い切りましょう。
2. かぼちゃの切り方の種類
料理によっておすすめの切り方があります。煮物や焼き物に適した方法を見ていきましょう。
◾️煮物におすすめ:角切り
①皮が硬い部分を少しそぎ落とす
②4〜5cm角に切る
③角の部分を面取りする
大きさをそろえることで均一に火が通ります。
また、面取りをしておくと見た目もきれいに仕上がります。
◾️バーベキューや揚げ物におすすめ:薄切り
①切り口を下にして安定させる
②繊維に沿って5〜7mm幅にスライスする
切るときは手前から押し出すように包丁を動かす「押し切り」を意識すると、きれいに切れます。
3. バターナッツかぼちゃの切り方
ひょうたん型の「バターナッツかぼちゃ」は、ナッツのような香りとねっとり食感が特徴。
ポタージュやサラダ、炒め物など、さまざまな料理に使えます。
①上部と底を切り落とし、ピーラーで皮をむく
②縦半分に切り、種とワタを取り除く
③料理に合わせて薄切りや千切り、角切りにする
果肉が硬いため、大きい場合は小分けにしてから切ると安全です。
刃先を皮に差し込み、全体を押し込むようにすると切りやすくなります。
結論
かぼちゃは切り方次第でさまざまな料理に使える万能野菜です。
今回紹介した方法を活用すれば、硬いかぼちゃも安全に扱えます。
旬の季節にはまるごと1玉を購入して、煮物や焼き物、スープなど幅広い料理に挑戦してみましょう。
今回紹介した方法を活用すれば、硬いかぼちゃも安全に扱えます。
旬の季節にはまるごと1玉を購入して、煮物や焼き物、スープなど幅広い料理に挑戦してみましょう。
