1. 加湿器の掃除にクエン酸がおすすめ
水を多く使う加湿器は、放置すると水垢やカビが発生しやすいもの。そんなときに活躍するのがクエン酸です。
クエン酸は酸性の性質を持ち、水垢や手垢、衣類の黄ばみなど"アルカリ性の汚れ"を落とすのに効果的です。
水道水に含まれるミネラル成分が原因の水垢も、クエン酸を使えば落としやすくなります。
食品由来の成分なので、小さな子どもがいる家庭でも安心して使えるのが魅力です。
◾️クエン酸を使った加湿器の掃除方法
①40℃以下のぬるま湯2Lに大さじ1杯のクエン酸を溶かす
②フィルターなどのパーツを入れて30分浸け置きする
③タンクにも同じ溶液を入れて振り洗いし、水道水ですすぐ
高温のお湯を使うとフィルターを傷めるおそれがあるため、注意が必要です。汚れがひどいときは、2時間ほど浸け置きするとさらに効果的です。
2. クエン酸がないときの代用品
「今すぐ使いたいのにクエン酸がない!」そんなときは、身近なもので代用できます。
◾️食用クエン酸
食用タイプは掃除にも使えます。
水に溶かしてスプレーボトルに入れれば、キッチンや洗面所の水垢掃除に便利です。
ただし、掃除用クエン酸は食用には使えないため注意してください。
◾️お酢
酸性の酢も代用可能です。
水と1:1で混ぜて窓拭きに使えば、水垢で曇った窓もすっきりきれいになります。
ただし独特のにおいが残ることがあるので、気になる場合は避けましょう。
◾️レモン・ポッカレモン
レモンに含まれるクエン酸も掃除に活用できます。
電気ポットやケトルに水とレモン汁を入れて沸騰させ、1時間ほど放置すれば、水垢が落ちやすくなります。
◾️ミョウバン
ミョウバンは水に溶かすと酸性になるため、においを軽減する効果があります。
ミョウバン水を作ってトイレ掃除に使うと、におい対策にも効果的ですよ。
3. 重曹やセスキは代用になる?
重曹やセスキもナチュラルクリーナーとして人気ですが、クエン酸の代用にはなりません。
クエン酸が酸性なのに対し、重曹やセスキはアルカリ性で、油汚れや焦げなど"酸性の汚れ"に適しています。
性質が異なるため、汚れの種類に合わせた使い分けが必要です。
結論
クエン酸は水垢や石鹸カスなどアルカリ性の汚れに強いナチュラルクリーナーです。
加湿器の掃除をはじめ、家庭のさまざまな場面で活躍します。
手元になければ酢やレモンなどで代用も可能。
汚れの性質に合わせてクリーナーを選び、家中を清潔に保ちましょう。
加湿器の掃除をはじめ、家庭のさまざまな場面で活躍します。
手元になければ酢やレモンなどで代用も可能。
汚れの性質に合わせてクリーナーを選び、家中を清潔に保ちましょう。
