1. 蒸し器がないときの代用品
蒸し器の代わりに使えるアイテムはいくつかあります。
身近な道具でできる蒸し方を見ていきましょう。
◾️フライパン
深めのフライパンの底に耐熱皿やザルを逆さに置いて台座を作ります。
水を3cmほど入れて沸騰させ、台座の上に耐熱皿と食材を置いてフタをすればOKです。
茶碗蒸しやプリンなど、容器ごと蒸す料理は台座なしでも問題ありません。
フタが閉まらない場合は、アルミホイルで容器を覆って蒸すとよいでしょう。
◾️鍋
フライパンと同じ方法で使えます。
深さがあるため肉まんやまんじゅうなど高さのある食材にぴったり。
フタの内側に布巾を巻くと、水滴が落ちにくく仕上がりもきれいになります。
◾️電子レンジ
シリコンスチーマーや耐熱ジッパーバッグを使い、少量の水やお酒を加えて加熱します。
大量に蒸す場合は、途中で混ぜるか、分けて加熱するとムラなく仕上がります。
オーブンレンジでは、湯煎焼きでプリンやケーキを作ることもできますよ。
◾️土鍋
深さがあり、保温性も高いため、厚みや高さのある食材に向いています。
火を止めた後は、圧力が完全に抜けるまで待つことがポイントです
蒸し皿付きの土鍋も販売されているため、購入時に確認してみましょう。
◾️圧力鍋
蒸し板や耐熱ザルを台座にして水を入れ、食材を置いて加圧します。
火を止めたら圧力が抜けるまで待つことがポイントです。
◾️炊飯器
中にケーキクーラーや脚付きの網を置き、水を加えて食材をのせると、蒸し器代わりになります。
加熱時間は食材の様子を見て調整しましょう。
◾️100均グッズ
レンジ用蒸し器や耐熱容器など、便利なアイテムが手軽に揃います。
フライパンや鍋と組み合わせて活用するのもおすすめです。
2. 蒸し器の代用品で作れる料理レシピ
代用品を使えば、定番の蒸し料理も美味しく作れます。
◾️蒸しパン
フライパンに2cmの水を入れて沸騰させ、生地を入れた容器を並べます。
フタをして蒸し、竹串を刺して生地がつかなければ完成です。
◾️茶碗蒸し
鍋や土鍋を使えばなめらかな茶碗蒸しが作れます。
容器の半分までお湯を入れて蒸し、竹串を刺して透明な汁が出れば完成です。
電子レンジや炊飯器でも代用できます。
◾️肉まん
鍋や土鍋でふっくら仕上げられます。
温め直しなら電子レンジがおすすめ。
割り箸を皿に渡して肉まんを置き、湿らせたキッチンペーパーとラップをかけて加熱しましょう。
◾️プリン
耐熱容器にプリン液を入れ、鍋や土鍋で湯せん蒸しにします。
温度が高すぎると「ス」(気泡の穴)が入るため、火加減は弱めに調整します。
容器を揺らして固まっていれば完成です。
結論
フライパンや鍋、電子レンジや炊飯器などを使えば蒸し器がなくても手軽に蒸し料理を作れます。
蒸しパンや茶碗蒸し、プリンなど、幅広い蒸し料理に応用できるので、ぜひ代用品を活用してみましょう。
蒸しパンや茶碗蒸し、プリンなど、幅広い蒸し料理に応用できるので、ぜひ代用品を活用してみましょう。
