そのまま焼かないで！『砂肝』が圧倒的に美味しくなる＜下処理の極意＞を伝授

砂肝は下処理をしなくても調理は可能ですが、銀皮を取り除くと食感が柔らかくなり、より美味しく仕上がります。
硬さが気にならない場合は、そのまま調理しても問題ありません。
数本切り込みを入れるだけでも柔らかくなるため、好みに合わせて調整しましょう。

◾️包丁で取る
①砂肝を半分に切る
②銀皮を薄く削ぐように包丁で取り除く
③反対側も同様に処理する

包丁を使うときは、薄く削ぎ落とす感覚で処理しましょう。身を削りすぎないよう注意が必要です。

◾️竹串で取る
①砂肝を半分に切る
②銀皮と身の間に竹串を差し込み、手前に引いて浮かせる
③銀皮が浮いたら指で引き剥がす
④反対側も同じように処理する

包丁の扱いに慣れていない場合は、竹串を使うのがおすすめです。銀皮が浮いたら、指で簡単に剥がせます。

◾️指で剥く
①銀皮の白い部分に指を入れてめくる
②めくった部分を押さえながら剥く
③銀皮がある程度浮いたら引き剥がす

特別な道具がいらず手軽にできるため、忙しいときやサッと処理したいときにおすすめです。

臭みや硬さが気になるなら下茹でが効果的です。

【やり方】
①砂肝が浸かる水を鍋に入れて沸騰させる
②砂肝を入れて強火で12〜13分茹でる
③火を止めて水に移し、汚れを洗い流す
④水気を拭き取る

下茹でした砂肝は冷蔵保存できるため、さまざまな料理に使いやすくなります。
茹で過ぎには注意してくださいね。

砂肝は下処理なしでも食べられますが、銀皮を取れば食感が柔らかくなります。
下茹でも取り入れれば臭みも減って調理しやすくなります。
コツをつかめば簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。