キッチンの排水口が詰まった（汗）⇒でも”一発解消”できる簡単な解消方法を教えます

排水口がつまる原因はいくつかあります。原因ごとに適した対策を知っておきましょう。

◾️油汚れ
料理で使う油は冷えると固まるため、少量でも流し続けると排水口にたまり、つまりの原因になります。

◾️洗剤や石けんカス
食器用洗剤や石けんが流れきらず残ると、徐々に固まり排水口をふさいでしまいます。

◾️食材カスやヌメリ
ゴミ受けをすり抜けた細かなカスが他の汚れと混ざると、つまりの原因になります。
放置すると雑菌が繁殖してヌメリや悪臭の原因にもなります。

◾️固形物
誤って落としたスポンジやキャップなどが汚れをため込み、つまりの原因に。

◾️排水桝や下水道の問題
屋外の排水桝や排水管に問題があると、逆流してキッチンの排水口からあふれることもあります。

どの部分でつまりが起こりやすいかを理解しておくことが大切です。

◾️排水トラップ
下水からの臭いや害虫の侵入を防ぐ設備ですが、曲がった構造のため汚れがたまりやすいです。

◾️排水管
排水口をすり抜けた油汚れや細かいゴミが管内に付着し、つまりを引き起こします。

業者に依頼する前に、自分でできる対処法を試してみましょう。

◾️洗剤で溶かす
パイプクリーナーを使って汚れを溶かす方法です。
取扱説明書を確認しながら安全に作業しましょう。

◾️重曹とクエン酸を使う
重曹を排水口にふりかけ、その上にクエン酸をかけて発泡させます。
30分〜1時間ほど置いてからお湯で流すと、汚れが落ちやすくなります。

◾️布とお湯を使う
排水口に布を詰めてシンクにお湯をため、一気に布を抜くことで、水圧で汚れを押し流せます。

◾️ワイヤーブラシで掃除する
市販のワイヤーブラシを排水管に入れて、直接つまりをかき出しましょう。

◾️ラバーカップを使う
シンクに水をため、ラバーカップで圧力をかけてつまりを取り除く方法です。

◾️ペットボトルを使う
ペットボトルを差し込んで押し込み、空気圧でつまりを解消できます。
専用の道具がない場合の応急処置として試してみましょう。

つまりを防ぐ習慣を取り入れることで、トラブルを未然に防げます。

◾️ゴミ受けにネットを付ける
細かいカスを防げるネットを使うことで、排水管に流れるゴミを大幅に減らせます。

◾️油や食べカスを流さない
フライパンや皿の油分は、ペーパーで拭き取ってから洗う習慣をつけましょう。

◾️定期的に掃除する
排水口は常に汚れにさらされる場所なので、こまめに掃除をしてつまりを防ぎましょう。

キッチンの排水口は油汚れや石けんカス、食材カスなどでつまりやすく、放置すると悪臭や害虫の原因になります。
洗剤や重曹・クエン酸、布やワイヤーブラシ、ラバーカップなどを使えば自分で解消可能です。
油や食材を流さない工夫と定期的な掃除で、清潔なキッチンを保ちましょう。