1. カメムシが侵入してくる理由と被害
◾️隙間からの侵入
カメムシはわずか2mm程度の隙間からでも侵入してきます。
窓やドアのわずかな隙間、エアコンのドレンホースなどから入り込むので注意が必要です。
◾️洗濯物に付着
干している洗濯物にとまり、そのまま取り込んでしまうケースもよくあります。
白い服に寄りつきやすいといわれているため、取り込むときは念入りに確認しましょう。
2. カメムシの侵入を防ぐ方法
◾️ハッカ油スプレーを活用する
カメムシはミント系の香りが苦手です。
ハッカ油(約20滴)を水道水(90ml)で薄めてスプレーボトルに入れ、網戸や窓の周辺、カーテンに吹きかけましょう。
植木鉢でミントを育て、窓際に置くのも効果的です。
◾️すき間を塞ぐ
窓やドアの隙間にはスキマテープを貼って物理的に防ぎましょう。
エアコンのドレンホースには専用キャップを取り付けて侵入経路を断つことが大切です。
◾️除草と環境整備
庭やベランダに雑草が多いと、そこに卵を産みつけて繁殖してしまいます。
定期的に除草をして、発生源を減らしましょう。
家庭菜園や鉢植えがある場合も、整理整頓を心がけましょう。
◾️市販の忌避剤を使う
効果を長持ちさせたい場合は、カメムシ専用の忌避剤を玄関や窓際にスプレーしておくのがおすすめです。
効果の持続時間は商品によって異なるので、確認して使いましょう。
3. カメムシを見つけたときの対処法
◾️ガムテープで捕獲
つぶさずに貼り付けて包み、そのまま丸めて捨てれば臭いの発生を防げます。
◾️殺虫スプレーを使う
確実に駆除したい場合は、カメムシ専用の殺虫剤を静かに吹きかけましょう。
冷却スプレータイプは臭いが出にくく、安心して使えます。
4. 臭いがついてしまったときの落とし方
◾️手についた場合
油に溶けやすいため、オリーブオイルやサラダ油でこすってから石けんで洗うと効果的です。
◾️洗濯物についた場合
洗濯用洗剤で洗うほか、天日干しやスチームアイロンで熱を加えると、臭いが揮発して落ちやすくなります。
結論
カメムシの被害を減らすには、まず侵入を防ぐことが重要です。
ハッカ油やすきまテープ、忌避剤を使って家に寄せ付けない工夫をしましょう。
万が一入ってしまった場合はガムテープやスプレーで対処し、臭いがついたときの落とし方も覚えておくと安心です。
ハッカ油やすきまテープ、忌避剤を使って家に寄せ付けない工夫をしましょう。
万が一入ってしまった場合はガムテープやスプレーで対処し、臭いがついたときの落とし方も覚えておくと安心です。
