毎朝飲む”白湯”は飲み方間違えると逆効果！？→実は知らない【正しい飲み方のコツ】を伝授

白湯を飲むと内臓が温まり、体温が上がって基礎代謝が高まるといわれています。
脂肪燃焼を助ける働きがあり、ダイエット効果も期待できます。
さらに、健康や美容にもさまざまな良い影響を与えます。

◾️腸が刺激され便秘解消
白湯が胃腸を温めることで、ぜん動運動が活発になり、便秘の改善に役立ちます。
便秘に悩む方は朝の白湯習慣を試してみるのがおすすめです。

◾️冷えた身体を温める
寒い朝に白湯を飲めば、内臓が温まり血行が促進されます。
全身が内側から温まるのを感じられるでしょう。

◾️スッキリ目覚める
体温が低いままだとホルモン分泌が滞り、朝の目覚めが悪くなります。
白湯を飲むことで内臓温度を上げ、スムーズな目覚めが期待できます。

◾️食欲をコントロール
朝に白湯を飲むことで空腹感を落ち着け、朝食の食べ過ぎを防ぐことができます。
健康的な食生活を整える第一歩になりますよ。

さらに白湯は、血流を改善して肩こりや腰痛を和らげ、腸内環境を整えることで肌トラブルの改善にもつながります。
夜に飲めばリラックス効果が得られ、質の良い睡眠も期待できます。

白湯の効果を最大限にするためには、飲み方にも工夫が必要です。

◾️朝食前に飲む
朝食の30分前に白湯を飲むと消化を助け、胃への負担を軽くします。
寝起きには口内が乾燥しているため、白湯を飲む前に歯磨きをしておくのが良いでしょう。

◾️ゆっくり飲む
10〜20分かけて、コップ1杯（約200ml）をゆっくり飲むのが理想です。
1日合計で600〜800mlを目安にしましょう。

◾️朝食を抜かない
白湯で空腹がやわらいでも、それだけで朝食を済ませるのは避けましょう。
朝食を抜くと血糖値の乱れや脂肪の蓄積を招く可能性があるため、必ず朝食も取りましょう。

白湯は水を沸かして冷ますだけで簡単に作れますが、少し工夫すればさらに健康効果を高められます。

◾️白湯の基本の作り方
やかんに水を入れて沸騰させ、火を止めて50度前後に冷まして完成です。
忙しい朝は、電子レンジで水を温めても簡単に作れます。ただし熱すぎるとやけどの危険があるため注意しましょう。

◾️レモン白湯で爽やかに
コップ1杯の白湯にレモン汁を小さじ1〜2杯入れるだけでレモン白湯になります。
レモンに含まれるクエン酸には、疲労回復や血流改善の効果が期待でき、白湯との相乗効果も魅力です。（※1）

朝に白湯を飲むことは健康や美容に多くのメリットをもたらします。
作り方もシンプルでコストもかからないため、誰でも始めやすい習慣です。
明日の朝から白湯を取り入れて、心身の変化を実感してみてください。

（参考文献）　
※1 農林水産省 特集2 香酸かんきつ（1）：農林水産省　
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1701/spe2_01.html