1. 息子の離乳食に...
息子がまだ離乳食のころのことです。
義実家では畑でたくさんの野菜を育てており、よく採れたてを分けてもらっていました。
ある日、その中のブロッコリーを使ってスープを作ったのですが――。
息子に食べさせている途中、お皿の中をふと見た瞬間、思わず息をのみました。
なんと、小さな虫がたくさん浮いていたのです。
しっかり洗って茹でたのですが、無農薬のブロッコリーだったため、奥のほうに潜んでいたようです。
ほかの具材やいりこの粉末と一緒に調理していたため、最初はまったく気づきませんでした。
ゾッとしましたが、息子の体調に変わりがなかったのがせめてもの救いでした。
それ以来、ブロッコリーを使うときは、念入りに下ごしらえをするよう心がけています。
2. ブロッコリーの虫をしっかり取り除く!洗い方3選
鮮やかな緑色が食卓を彩るブロッコリー。
スープやサラダ、炒め物の付け合わせなど、幅広く活用できる万能野菜です。
しかし、エピソードのように花蕾(からい)の中に、虫が潜んでいることもあります。
ここでは、ブロッコリーについた虫をしっかり取り除くための3つの洗い方を紹介します。
■ふり洗いでやさしく落とす
最も手軽な方法が「ふり洗い」です。
水の中でやさしく動かすことで、花蕾の隙間に入り込んだ虫や汚れを取り除けます。
・手順
①ボウルにたっぷりの水を張ります。
②ブロッコリーの花蕾部分を下向きにして入れます。
③10〜20分ほどそのまま浸けておきます。
④茎部分を持ち、水の中で左右に軽く振ります。
⑤汚れが落ちたら、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
■お湯を使って「50度洗い」
ぬるま湯を使うことで虫が自然に浮き上がり、野菜の鮮度も保てる「50度洗い」です。
一度試すと、その仕上がりの違いにきっと驚くはずです。
・手順
①ボウルに50度程度のお湯を張ります。
②花蕾を下向きにして入れます。
③2〜3分ほど浸けておきます。
④茎を持ち、水の中で軽くふり、最後に水で洗い流します。
※熱すぎるお湯は色が悪くなる原因になるため注意しましょう。
■塩・酢・重曹を使ってしっかり除去
より丁寧に洗いたいときは、塩や酢、重曹を加えた洗い方がおすすめ。
塩は花蕾の細かい部分に入り込み、虫や汚れを浮かせて落とします。
酢は殺菌効果があり、重曹は残留農薬の除去にも効果的ですよ。
・手順
①ボウルにたっぷりの水を張ります。
②小さじ1の塩、または酢(重曹の場合は大さじ1)を加えて混ぜます。
③花蕾部分を下向きにして入れます。
④20分ほど浸けておきます。
⑤茎部分を持ち、水の中でふってしっかり水で洗い流します。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
ふり洗い・50度洗い・塩や酢を使った方法を上手に使い分けて、安心しておいしくブロッコリーを楽しみましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
ふり洗い・50度洗い・塩や酢を使った方法を上手に使い分けて、安心しておいしくブロッコリーを楽しみましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
