いつもの”クリームシチュー”がこんなに美味しくなる！秘密の隠し味＆入れるタイミングを伝授

◾️味噌
家庭によくある味噌は、ごはんのおかずだけでなく、さまざまな料理と相性の良い万能調味料です。
シチューに加えるとコクが増し、まろやかな味わいになります。
豆乳クリームシチューには白味噌を合わせると、やさしい和風テイストに仕上がります。
じゃがいもを具材にすると、よりおいしくなりますよ！

◾️鶏ガラスープ
鶏ガラスープの素には鶏の旨みが凝縮されており、シチューに加えるとコクと深みが増します。
ただし塩分を含むため、塩を入れすぎないよう注意しましょう。

◾️チーズ
チーズは、味にまとまりがないときにおすすめの隠し味です。
ピザ用チーズ、カマンベール、クリームチーズなどを加えると、濃厚でクリーミーな仕上がりになります。
さらに、シチューの上にチーズをのせてオーブンで焼けば、シチューグラタン風にもアレンジできます。

◾️はちみつ
はちみつを加えると、やさしい甘みとコクがプラスされます。
ただし、ルーを入れた後に加えると、とろみが薄くなる場合があります（※1）。
そのため、ルーを入れる前に具材と一緒に入れて、20分以上煮込むのがポイントです。
はちみつにカレーパウダーやごまペーストを組み合わせると、エスニック風の味わいにもなります。

◾️ヨーグルト・醤油・バター・生クリーム・ウスターソース・チョコレート
ビーフシチューに隠し味を加えると、本格的な味わいが楽しめます。
ヨーグルトを加えると、まろやかでさっぱりとした口当たりになり、肉を柔らかくして臭みを抑える効果も期待できます（※2）。
醤油を入れると味が引き締まり、バター・生クリーム・ウスターソース・チョコレートを加えると、より濃厚で深みのある味わいに仕上がります。

隠し味を入れるタイミングは、使う調味料や目的によって異なります。

◾️しょうが・にんにく・白ワイン
臭み消し目的のものは、煮込む前や具材を炒めるタイミングで加えましょう。
コクや旨みを引き出したい場合は、ひと煮立ちする前に加えるのがポイントです。

◾️味噌・醤油・バター
仕上げの前に味を見ながら加えるとバランスが取りやすいです。
完成後に味が少し足りないと感じたときは、チーズやバター、マヨネーズを加えて調整しましょう。隠し味の目的によって加えるタイミングを調整しましょう。
また、自信がない場合は、隠し味入りの市販ルーを使うのもおすすめです。

シチューは、特別な調味料がなくても、家庭にあるもので味を引き立てられます。
隠し味をほんの少し加えるだけで、いつものシチューがぐっとおいしくなりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。

（参考文献）
※1参照：ハウス食品「とろみのコツ | HOUSEヒント」
https://house-hint.jp/　

※2参照：株式会社 明治 「ヨーグルト｜明治の食育 おすすめレシピ｜明治の食育」
https://www.meiji.co.jp/meiji-shokuiku/shokuikurecipe/iroha/advance/dairy/02/