『鶏ささみの筋』がスルンッ！？⇒下処理が時短になる”神ワザ”を教えます

鶏ささみには中央に太くて長い筋が1本入っています。
筋は食べられますが、そのままだと噛み切りにくく、食感を損ねてしまいます。
また、調理中に肉が縮む原因にもなるため、取り除いてから調理するのがおすすめです。
筋取りは1本につき数十秒ほどで済むため、慣れればそれほど手間には感じません。
時間がないときは、筋が取られた「筋なしタイプ」を選ぶのもひとつの方法です。

最も一般的な方法は、包丁を使った筋取りです。
コツを押さえれば短時間で効率よく取り除けます。

◾️手順
①筋に沿って左右に浅く切り込みを入れる
②ささみを裏返し、筋と身のあいだに切れ目を入れる
③包丁の背で筋を押さえながら、少しずつ身をはがしていく

◾️ポイント
・切り込みは深く入れすぎないように注意
・筋を持ち、引っ張るようにして取り除く
・包丁はまな板にぴったりつけず、少し浮かせて使うとスムーズに取れる

包丁を使うのが苦手な方には、割り箸を使った方法がおすすめ！
手を切る心配も少なく、安全に筋取りができます。

◾️手順
①まだ割っていない割り箸で筋の先端をはさむ
②割り箸を固定しながら筋を引っ張り取り除く

◾️ポイント
・筋が滑りやすいときはキッチンペーパーを使うと掴みやすい
・割り箸の中央を挟むと安定する

家に割り箸がないときは、フォークを使った筋取り方法が便利です。
身近な道具で代用できるので気軽に試せますよ！

◾️手順
①筋をフォークの隙間に通す
②指で筋をつかみ、そのまま引き抜く

◾️ポイント
・滑る場合はキッチンペーパーで筋をつかむと安定する

鶏ささみの筋取りは、仕上がりの美味しさを左右する大切な工程です。
包丁・割り箸・フォークの方法を使い分ければ、誰でも簡単に筋を取り除けます。
ちょっとした工夫で調理しやすくなり、より美味しいささみ料理を楽しめますよ。