「ブリ」ってこんなに美味しかったの！？自宅で“ふっくらジューシー”に仕上げる魔法のひと手間とは

ブリは体長80cmを超える大型魚で、イナダやワラサなどは成長過程での呼び名です。
脂がたっぷりのったブリは旨味が濃く、家庭でも人気の高い魚です。

◾️定番料理
ブリといえば「照り焼き」や「ブリ大根」。
照り焼きはフライパンひとつで手軽に作れ、ブリ大根は旬の大根と煮ることで冬ならではの味わいを楽しめます。
最近では、薄切りにしてしゃぶしゃぶで味わう「ブリしゃぶ」も人気です。

◾️アレンジメニューも豊富
ブリは和食だけでなく、洋風や中華風にもアレンジが可能です。
ハーブ焼きやムニエル、オイスターソース煮込みなどもおすすめ。
刺身用のブリをカルパッチョ風にアレンジするのも美味しいですよ。

◾️電子レンジで時短調理
タレを絡めてふんわりラップをかけ、電子レンジで加熱するだけでふっくらと蒸し焼き風に仕上がります。
加熱は2切れまでを目安にし、タレには片栗粉で軽くとろみをつけるとよく絡みます。

◾️蒸し物にもぴったり
ブリは蒸し料理にしても美味しく仕上がります。
味噌ベースやオイスターソース、塩ハーブなど、好みに合わせて味付けをし、酒や白ワインをふってラップをかけ、電子レンジで加熱します。
旬の野菜と一緒に蒸すと、栄養もバランスよく摂れます。

◾️臭みを取る下ごしらえ
買ってきたブリはキッチンペーパーで水気を拭き、軽く塩をふって10分ほど置きます。
その後、さっと水で流して再び水気を拭き取ればOK。
このひと手間で臭みが抜け、味にぐっと深みが出ます。

◾️小麦粉で旨味を閉じ込める
ソテーする際は、薄く小麦粉をまぶしましょう。
外はカリッと、中はふっくら。旨味を逃さずに仕上がります。
厚くつけすぎると重くなるので、軽くまとう程度がコツです。

◾️アラも美味しく活用
ブリの頭や中骨などのアラは、ゼラチン質が多く旨味たっぷり。
塩焼きやブリ大根にするのがおすすめです。
調理前に熱湯をかけて臭みを取り除き、生姜を加えて煮込むと、より風味よく仕上がります。

ブリは旬の今が一番美味しい魚。
電子レンジを活用すれば手軽に調理でき、下ごしらえをひと工夫すればさらに美味しく仕上がります。
冬の味覚を、手軽に楽しんでみてくださいね。