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「ブリ大根」が本当にウマくなる…!ブリの旨みが大根にしみしみな〈最強の作り方〉を伝授

「ブリ大根」が本当にウマくなる…!ブリの旨みが大根にしみしみな〈最強の作り方〉を伝授

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2025年11月 8日

冬の定番料理「ブリ大根」。甘辛いブリの旨みと、大根の味がしっかり染みたおいしさがたまらない一品です。ご飯のおかずにも、お酒のお供にもぴったりです。今回は、臭みのない上品な味に仕上げるための下ごしらえと煮方のコツを紹介します。

  

1. ブリの臭みを取る


ブリが新鮮な場合は不要ですが、鮮度が分からないときは「塩ふり」で臭みを取りましょう。
切り身に軽く塩をふって20分ほど置くと、臭みの原因となる水分がにじみ出てきます。
この方法は他の魚にも応用できます。

◾️霜降りでさらに臭みをカット
ブリを熱湯にくぐらせる「霜降り」を行います。
湯が熱すぎると火が通りすぎてしまうため、沸騰した湯にさし水をして80℃程度に調整しましょう。
その湯をブリにかけ、色が変わったらすぐ冷水に入れ、表面の血やうろこを落とします。
切り身なら沸騰した湯にサッとくぐらせて氷水に取り、すぐに水気を切りましょう。
旨みが逃げないよう、長く浸けすぎないことがポイントです。

2. 大根を下ゆでする


大根は厚さ2.5cmほどに切り、角を包丁で軽く削いで「面取り」します。
さらに、片面に十字の切り込み(隠し包丁)を入れると、味がよく染み込みます。

◾️米を加えて下ゆで
鍋に大根と水、米を小さじ1〜2入れて火にかけ、水からゆで始めましょう。
米の成分で大根が白く仕上がり、辛味も抜けて柔らかくなります。
竹串がスッと通るようになったら火を止め、流水で冷やして水気を切ります。

下ゆでをしておくと火が通りやすく、味の染み込みも良くなるため、調理がスムーズに進みます。

3. ブリと大根を煮る


下処理が終わったら、いよいよ煮込み開始です。

◾️煮方の手順
① 鍋に酒を入れて煮立て、アルコール分を飛ばす。
② 昆布だしとみりんを加え、隠し包丁を入れた面を下にして大根を並べる。
③ ブリを大根の間に入れ、しょうがの薄切りを加えて臭みを抑える。
④ 煮立ってアクが出たら丁寧に取り除き、紙ぶたをしてさらにアクを吸わせる。
⑤ 煮汁が再び沸いたら砂糖→しょうゆの順に加える。
(砂糖を先に入れることで甘みがしっかり染み込み、しょうゆで味が締まります)
⑥ 弱火でゆっくり煮込み、仕上げに一晩寝かせて味をなじませる。

煮物は冷めていく過程で味が染みるため、翌日がいちばんおいしくいただけます。

結論

ブリ大根は、下処理が美味しさのカギ。
塩ふり・霜降り・下ゆでのひと手間を丁寧に行えば、臭みのない上品な味に仕上がります。
冬の味覚を、ぜひじっくり味わってみてください。
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  • 更新日:

    2025年11月 8日

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