1. 実家で食事後に吐き気!?
昨年のお正月、久しぶりに親戚が実家に集まったときのことです。
みんなで鉄板料理を囲み、楽しいひとときを過ごしていました。
ところが、その日の夜にふと目を覚ますと、突然、激しい吐き気に襲われ、トイレから離れられなくなってしまったのです。 結局、そのまま一睡もできませんでした。
さらにお正月で近くの病院は閉まっており、数日間、吐き気とだるさに耐える数日間を過ごしました。
後からわかったのですが、夕飯で焼いた鶏肉が生焼けで、それが原因で私だけ食中毒になってしまったそうです。
鶏肉を食べたのは私だけだったので、家族は無事でしたが、本当に辛い経験でした。
2. 失敗なし!鶏肉を中までしっかり火を通すコツ
ジューシーでやわらかい鶏肉料理を作るには、加熱の仕方が重要です。
生焼けのままだとエピソードのように食中毒の原因になることもあるため、しっかり火を通すことがポイントです。
ここでは、鶏肉を安全でおいしく仕上げるためのコツを紹介します。
■鶏肉の生焼けを防ぐコツ
・冷凍鶏肉はしっかり解凍する
冷凍のまま調理すると、中心まで熱が届きにくくなります。
冷蔵庫でゆっくり解凍するか、流水で丁寧に解凍して全体の温度を均一にしておきましょう。
・厚さを均等に整える
鶏肉の厚みがバラバラだと、火の通りにムラが出やすくなります。
厚い部分は包丁で開いて平らにしたり、ひと口大に切ることで全体に均等に火が通ります。
・蓋を使って蒸し焼きにする
フライパンで焼くときは、蓋をして蒸し焼きにするのがおすすめです。
蒸気の力で中まで熱が伝わり、外は香ばしく中はしっとりとした仕上がりになります。
・低温でじっくり加熱する
唐揚げやソテーは、最初に強火で焼き色をつけたあと、弱火でじっくり火を通しましょう。
外が焦げず、内側までしっかり加熱できます。
■生焼けだった場合の再加熱方法
・フライパンで再加熱
もし生焼けがあった場合は、フライパンに戻して蓋をし、弱火で蒸し焼きにしましょう。
少量の水を加えると蒸気が出て、短時間で中まで火が通ります。
・唐揚げは低温で再度揚げる
唐揚げの場合は、160~170度の油でじっくり再加熱すると中までしっかり火が通ります。
・電子レンジを活用する
耐熱容器に鶏肉を入れ、少量の水を加えてラップをし、レンジで加熱します。
途中で裏返すと加熱ムラを防げます。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
安心してジューシーな鶏肉料理を、家庭でも楽しんでくださいね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
安心してジューシーな鶏肉料理を、家庭でも楽しんでくださいね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
