1. 毛布はダニが繁殖しやすいことも?
布団ほどではないものの、毛布もダニが繁殖しやすい環境があります。
その原因として、汗による湿気、快適な温度、アカやフケなどの餌が挙げられます。
とくに厚手の毛布は内部に湿気がこもりやすく、ダニの温床になりがちです。
◾️ダニを減らすお手入れのポイント
ダニは生命力が強く、洗濯だけでは取り切れないことがあります。
しかし、定期的に洗うことで数を減らすことは可能です。
① 洗濯後はしっかり乾燥させる
② 乾いたら掃除機で表面を丁寧に吸い取る
この2つを意識すると、ダニ由来の汚れを取り除きやすくなり、清潔を保ちやすくなります
また、ダニ対策とあわせてカビの発生にも注意しましょう。
2. 毛布がカビ臭いときの対処法
長期間しまっていた毛布を出したとき、カビ臭さを感じることがあります。
そんなときは、次の方法を試してみましょう。
◾️天日干しをする
日光に当てることで湿気が飛び、カビ臭を和らげる効果があります。
10時〜15時頃の強い日差しの時間帯に、2〜3時間ほど干すのが目安です。
◾️乾燥機を使う
家庭用乾燥機では温度が足りない場合もありますが、コインランドリーなら高温でしっかり乾燥できます。
カビ臭を抑えるだけでなく、ダニ対策にも効果的です。
◾️重曹を使う
重曹は弱アルカリ性で、汗など酸性の臭いを中和する働きがあります。
粉のまま毛布に振りかけて30分ほど置き、掃除機で吸い取ったあと天日干しをしましょう。
または、水250mlに重曹大さじ1を混ぜてスプレーし、軽く吹きかけてから乾燥させてもOKです。
吹きかけすぎると湿気が残るため、軽めに使うのがポイントです。
3. 毛布に染み込んだ皮脂や汗を落とす方法
毛布に染み込んだ皮脂や汗の汚れは、家庭での洗濯でも十分に落とせます。
皮脂や汗は酸性のため、アルカリ性の洗剤を使うと効果的です。
洗濯機で洗う場合は、「毛布モード」または「手洗いモード」など弱水流で洗いましょう。
洗ったあとは、カビ対策も兼ねてしっかり乾燥を。
物干しにM字型にかけて風通しをよくしたり、コインランドリーの乾燥機を利用するのもおすすめです。
仕上げに布用除菌スプレーを使うと、より清潔に保ちやすくなります。
結論
毛布は日頃のお手入れ次第で、ダニやカビを抑え清潔に使い続けられます。
洗濯後の乾燥や掃除機がけ、重曹スプレーなどを取り入れて、心地よく衛生的な睡眠環境をキープしましょう!
洗濯後の乾燥や掃除機がけ、重曹スプレーなどを取り入れて、心地よく衛生的な睡眠環境をキープしましょう!
