1. コーヒーメーカーの汚れはカビだけではない
コーヒーメーカーにはカビ以外にもさまざまな汚れが発生します。
それぞれの汚れの特徴を知ることで、効果的な掃除方法を選ぶことができます。
◾️カビ
高温多湿になるコーヒーメーカーの内部は、カビが発生しやすい環境です。
長時間コーヒーやお湯を入れっぱなしにしておくとカビの原因になり、風味を損ねる恐れがあります。
使用後は水分を残さず、こまめに乾燥させましょう。
◾️水垢
コーヒーを淹れる水にはミネラルが含まれ、これがこびりつくと水垢になります。
放置するとお湯の出が悪くなるため、早めに掃除を。
水垢はアルカリ性の汚れのため、酸性のクエン酸などを使うと落としやすくなります。
◾️コーヒーのカス
コーヒー豆の残りカスを放置すると、においや色移りの原因になります。
酸性の汚れなので、重曹などアルカリ性のものを使うと落ちやすくなります。
◾️手垢
外側やスイッチ部分には手垢が付きやすいです。
手垢も酸性の汚れなので、アルカリ性の素材を使うと効果的に落とせます。
2. クエン酸を使ったコーヒーメーカー内側の掃除方法
コーヒーメーカーの内側は、水垢やコーヒーカスの付着が多い部分です。
汚れに合わせて、クエン酸や重曹を使い分けましょう。
◾️水垢はクエン酸で掃除
クエン酸を使うと、水垢を簡単に落とせます。
【用意するもの】
・ クエン酸 大さじ1
・ 水 500ml
【手順】
① コーヒーメーカーに水とクエン酸を入れる
② 電源を入れてクエン酸水をドリップする
③ クエン酸水が落ちたら、水を入れて2〜3回ドリップする
④ 水気を切ってよく乾かす
酢やレモン汁でも代用できますが、においが残る場合は水を数回ドリップして洗い流します。
◾️コーヒーのカスには拭き掃除
カスを放置すると風味を損ねるおそれがあります。
湿らせて固く絞った布でカスを取り除き、水やぬるま湯を使って拭くのがおすすめです。
洗剤はにおい移りの原因になるため避けましょう。
◾️バスケット部分は重曹で掃除
フィルターをセットするバスケット部分も汚れやすいため、重曹で掃除します。
【用意するもの】
・ 重曹 適量
・ 水
・ 歯ブラシ
【手順】
① バスケットを水で濡らし、重曹を振りかけてしばらく置く
② 歯ブラシで溝をこすり、汚れを落とす
③ 水ですすいでよく乾かす
3. コーヒーメーカーの外側は重曹で掃除しよう
外側も手垢やほこりがつきやすく、放置するとベタつくことがあります。
重曹のアルカリ性で汚れを浮かせ、きれいに拭き取りましょう。
◾️外側の掃除方法
【用意するもの】
・ 重曹 大さじ2
・ 酢
・ 水
・ スプレーボトル
・ 布 2枚
【手順】
① 重曹と水1Lを混ぜて重曹水を作る
② 酢50mlと水100〜150mlを混ぜて酢水を作る
③ 布に重曹水を含ませ、外側を拭く
④ 酢水をスプレーし、乾いた布で拭き取る
白く残った場合は、最後に酢水で拭くときれいに仕上がります。
細かい部分は綿棒を使うと便利です。
◾️仕上げはクエン酸でもOK
酢のにおいが気になるときは、クエン酸水で代用できます。
スプレー時はコンセント部分を濡らさないよう注意しましょう。
残った重曹水や酢水は、早めに使い切りましょう。
◾️普段から湯拭きの習慣を
使用後は、お湯を含ませて固く絞った布でサッと拭く習慣をつけましょう。
お湯だけで落ちない汚れは、中性洗剤を少し加えても構いません。
洗剤を使ったあとは、しっかり水拭きしてから乾かすのがポイントです。
結論
コーヒーメーカーにはカビだけでなく、水垢やカスなどさまざまな汚れが付着します。
クエン酸や重曹を使えば簡単に掃除できるので、汚れがたまる前にこまめにケアしましょう。
外側も定期的に拭いて、清潔な状態で、おいしいコーヒーを楽しみましょうね。
クエン酸や重曹を使えば簡単に掃除できるので、汚れがたまる前にこまめにケアしましょう。
外側も定期的に拭いて、清潔な状態で、おいしいコーヒーを楽しみましょうね。
