1. みかんの保存に適した環境
◾️保存に最適な温度と場所
みかんは収穫後も呼吸を続けており、冷蔵庫のような低温環境では酸味が強くなりやすくなります。
保存に適した温度は5〜8℃。風通しがよく、直射日光が当たらない涼しい場所が理想です。
部屋が暖かい場合は、玄関や暖房を使わない部屋などに置くとよいでしょう。
また、みかんはヘタを下にして保存すると傷みにくくなります。
2. 常温で保存する場合
◾️かごやざるでの保存
通気性のよいかごやざるに新聞紙を敷き、みかんのヘタを下にして並べましょう。
風通しのよい場所で保存すれば、約2週間ほど美味しさを保てます。
◾️箱のまま保存
段ボールの底に新聞紙を敷き、上にあったみかんから順にヘタを下にして詰め直します。
ふたは閉めず、風通しのよい場所に置きましょう。
下の段から傷みやすいので、下の方から食べるのがポイントです。
なお、冬以外は常温保存を避け、冷蔵や冷凍保存を選びましょう。
3. 冷蔵で保存する方法
◾️乾燥を防ぐ工夫を
冷蔵庫に入れると乾燥しやすいため、みかんを1個ずつキッチンペーパーで包みます。
その後、ポリ袋に数個入れて軽く口を閉じ、野菜室で保存しましょう。
このときもヘタは下向きに。保存期間の目安は2〜4週間です。
4. 冷凍で長期保存する方法
◾️冷凍みかんの作り方
長期保存したいときは冷凍保存が便利です。
みかんを金属トレイに並べて凍らせ、いったん取り出して水にくぐらせ、再度冷凍します。
皮の表面に氷の膜ができ、乾燥を防ぐことができます。
凍ったら保存袋に入れて冷凍庫へ。保存期間の目安は2〜3週間です。
半解凍で食べると、シャーベットのような食感が楽しめます。
結論
みかんは常温・冷蔵・冷凍のいずれでも保存できますが、どの方法でもまず傷んだ実を取り除くことが大切です。
1つの傷みが全体に広がることもあるため、早めのチェックを忘れずに。
また、ヘタを下にして保存することで長持ちします。
冬のみかんを最後まで美味しく味わいましょう。
1つの傷みが全体に広がることもあるため、早めのチェックを忘れずに。
また、ヘタを下にして保存することで長持ちします。
冬のみかんを最後まで美味しく味わいましょう。
