その洗剤、絶対ダメ！知っておきたい【トイレの貯水タンク】の“正しい”掃除方法！

◾️見えない場所ほど汚れが蓄積しやすい
タンク内は常に水がたまっているため、黒カビや水垢が繁殖しやすい環境です。
汚れを放置すると、雑菌を含んだ水が便器に流れ、トイレ全体の清潔を保てなくなります。

◾️掃除の頻度
トイレタンクの掃除は、半年に1回を目安に行いましょう。
また、フタを開けずに使えるタンク用洗浄剤を使えば、1〜2週間に1回の使用で清潔を保ちやすくなります。
トイレを掃除してもすぐに黒ずみや臭いが気になる場合は、内部に汚れが溜まっている可能性があります。

◾️用意するもの
ゴム手袋、トイレ用中性洗剤、布2枚（古タオルでも可）、スポンジ、マイナスドライバー（止水栓の操作に使用）。

◾️掃除手順
①止水栓を閉める。
②レバーを回してタンク内の水を抜く。
③フタを外し、裏側を洗う。
④中性洗剤を使ってタンク内部をスポンジでやさしく洗う。
⑤止水栓を開き、水をためる。
⑥レバーを回して洗剤を流す。
⑦フタを戻して完了です。

◾️酸性・アルカリ性洗剤は使わない
タンク内の樹脂やゴム部品を傷める原因になるため、必ず「中性洗剤」を使用しましょう。

◾️洗剤が金具に触れないよう注意
金属部分に洗剤が付くと、劣化や変色の原因になります。
掃除後は必ず水拭きでしっかり拭き取りましょう。

◾️説明書・公式サイトを確認
メーカーによっては、タンク内部の掃除を推奨していない場合もあります。
フタの外し方や構造が異なることもあるので、事前に説明書や公式サイトをチェックしておきましょう。

トイレタンク内は黒カビが発生しやすい場所ですが、正しい方法で掃除すれば清潔を保てます。
定期的にお手入れして、トイレ全体を気持ちよく使える空間にしましょうね。