1. お風呂のカビ取りに必要な道具
◾️歯ブラシ・スポンジ
細かい部分には歯ブラシ、広い面にはスポンジを使うと効果的です。
たわしや金属製のスポンジは素材を傷つけるため避けましょう。
◾️雑巾
ハイターは、使用前に水気を拭き取ってから使うと効果的です。
水気があると効果が弱まるため、雑巾でしっかり拭き取ってから始めましょう。
2枚用意しておくと、水気拭き用と仕上げ用に分けられて便利です。
◾️片栗粉
液体ハイターは垂れやすいため、片栗粉を混ぜてペースト状にすると壁やゴムパッキンにも使いやすくなります。
◾️ラップ
ハイターをかけた部分にラップを貼ると、液だれを防ぎながら薬剤をしっかり浸透させられます。
キッチンペーパーと併用するのもおすすめです。
2. 塩素系ハイターを使ったお風呂のカビ取り方法
◾️スプレータイプを使う場合
①「カビキラー」や「カビハイター」などのスプレーを、カビから10〜15cm離して吹きかけます。
②5〜15分放置し、汚れがひどい場合は30分ほど置いてから洗い流します。
③必要に応じて、上からキッチンペーパーやラップを貼ってください。薬剤がより浸透して効果が高まります。
④カビが落ちたら、歯ブラシやスポンジでやさしくこすって仕上げましょう。
◾️液体タイプを使う場合
①キッチンハイターでも代用可能です。
②ハイターと片栗粉を1:1で混ぜ、必ず換気しながらペースト状にします。
③カビ部分に塗り、10〜30分放置します。
④汚れが落ちたら雑巾で拭き取り、水で洗い流せば完了です。
3. ハイター使用時の注意点
◾️マスク・手袋・換気を忘れずに
ハイター使用時は必ずマスクと手袋を着用しましょう。
塩素ガスを吸い込む危険があり、作業中に舞い上がったカビの胞子を吸い込むおそれも。皮膚に触れると炎症を起こすこともあります。
必ず換気をして安全に作業を行いましょう。
◾️酸性製品と絶対に混ぜない
塩素系洗剤は酸性の製品(お酢・クエン酸など)と混ざると、有毒ガスが発生して非常に危険です。
酸性製品を使うときは、必ずハイターを完全に洗い流してから使いましょう。
結論
お風呂のカビは放置すると落としにくくなるため、見つけたらすぐに対処が大切です。
塩素系ハイターを使えば頑固な黒カビもすっきり落とせます。
また、予防としてお風呂上がりにお湯をかけて湿気を流したり、防カビ剤を定期的に使うと再発防止にもつながりますよ。
塩素系ハイターを使えば頑固な黒カビもすっきり落とせます。
また、予防としてお風呂上がりにお湯をかけて湿気を流したり、防カビ剤を定期的に使うと再発防止にもつながりますよ。
