うわ…マジかよ…（汗）洗濯槽の『裏側』は【黒カビ】がびっしり！？⇒“今すぐ”できるカビ取り＆防カビ術！

◾️カビの正体と発生原因
洗濯中に浮かぶ黒や茶色のカスは、洗濯槽の内側に付着したカビがはがれ落ちたものです。
とくに全自動洗濯機は内部が見えないため、知らずに放置しがちです。
洗剤カスや衣類の汚れが槽の内側に残り、湿度が高く通気性の悪い環境で繁殖します。
脱いだ衣類をそのまま入れておくと湿気がこもり、カビが繁殖しやすい環境になります。

◾️塩素系クリーナー（洗濯槽カビキラー）
【準備するもの】
洗濯槽カビキラー・ゴム手袋

【手順】
①ゴミ取りネットを外す
②カビキラーを投入
③できるだけ高めの温度（40〜50℃程度）のお湯をためる
④洗濯槽洗浄コース（または標準コース）で運転
⑤終了後はフタを開けて槽内を乾燥させる

◾️酸素系漂白剤（オキシクリーン）
【準備するもの】
オキシクリーン（最大水量÷4杯）・ゴミ取りネット

【手順】
①ゴミ取りネットを外す
②最大水位まで50℃のお湯をためる
③オキシクリーンを入れる
④「洗い」コースで5分運転
⑤半日〜1日放置してカビを浮かせる
⑥ネットでゴミを取る→再度洗い→ゴミを取るを繰り返す
⑦すすぎと脱水をして乾燥させる

◾️重曹・クエン酸は洗濯槽掃除には不向き
重曹は水に溶けにくく、部品詰まりの原因になります。
クエン酸は酸性が強く、金属部分にサビを発生させるおそれがあります。
メーカーが非推奨としている場合が多いため、避けるのが安全です。

◾️洗濯前の衣類を入れっぱなしにしない
脱いだ服を洗濯機に入れたままにせず、通気性のよいランドリーバスケットなどで保管を。

◾️洗い終わったらすぐに干す
脱水後の衣類を放置すると湿気がこもり、カビの温床になります。
すぐに干して、フタを開けて乾燥させましょう。

◾️洗剤・柔軟剤は適量を守る
多く入れても洗浄力は変わらず、溶け残りがカビの原因になります。
パッケージに記載された量を守りましょう。

◾️フタは開けておく
使用後はフタを開けて湿気を逃がすのが基本です。
ただしドラム式は小さな子どもやペットがいる家庭では、安全面から閉めておく必要があります。

◾️業者クリーニングのメリット
ハウスクリーニング業者に依頼すれば、洗濯機を分解してパーツごとに徹底洗浄してもらえます。
見えない槽の裏側まで洗浄され、カビや臭いの原因にしっかりアプローチできます。

洗濯槽に黒い汚れが浮かんだら、それはカビのサインです。
塩素系や酸素系クリーナーで定期的に掃除をし、衣類の入れっぱなしやフタの閉めっぱなしを防ぎましょう。
清潔な洗濯機で、気持ちよく洗濯を続けていきたいですね。