1. 電気ストーブを掃除しないと起こるトラブル
電気ストーブは使用頻度が高い割に、掃除を後回しにしがちな家電です。
内部にホコリがたまったまま使用すると、ホコリが高温になり、発火の原因になることがあります。
焦げたようなにおいがした場合、内部にホコリが蓄積している可能性があります。すぐに電源を切って掃除しましょう。
「火を使わないから安全」と思われがちですが、使用方法を誤ると、発熱部分に可燃物が触れて火災につながるケースもあります。
特に、就寝中のつけっぱなしや、近くに洗濯物や布団などの可燃物を置くのは危険です。
使用前にホコリの有無やコードの状態を確認し、必要に応じて掃除を行いましょう。
2. 電気ストーブの掃除方法
■電源プラグ
プラグにはホコリがつきやすく、火災の原因となることも。
乾いた布で拭くだけでもOKですが、汚れが気になるときは固く絞った布で拭いてよく乾かしてください。
また、コードの破損や断線がないかもチェックしておきましょう。
■反射板
反射板の汚れは暖房効果の低下につながります。
基本は乾拭きで問題ありませんが、汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤を含ませた布でやさしく拭いてください。
■ガード(網)
取り外せるタイプなら外してホコリを除去します。
外せない場合は、ドライヤーの冷風やエアダスターを使って、周囲に可燃物がないことを確認したうえで、網の隙間からホコリを飛ばす方法が便利です。
■ヒーターのガラス管
ガラス管は繊細な部分のため、直接洗剤を吹きかけるのはNG。
布に洗剤をつけてやさしく拭き、最後にしっかり乾拭きして仕上げましょう。
3. 掃除時の注意点
■水洗いは絶対にしない
電気ストーブは電化製品のため、水気は厳禁です。
水洗いすると漏電や感電を引き起こす危険があるため、必ず乾いた布か固く絞った布で掃除しましょう。
■ガードを無理に外さない
取り外し不可のガードを無理に外すと、破損や故障の原因になります。
外せるかどうかは取扱説明書で確認しましょう。
■シンナー・ベンジンは使用を控える
揮発性が高く、塗装やプラスチックを傷めてしまうだけでなく、引火の恐れもあります。
掃除に使うのは中性洗剤か水だけにしましょう。
結論
電気ストーブを安全に使うためには、定期的なお手入れが欠かせません。
今回紹介した方法を参考に、正しい掃除方法を実践して、寒い季節も、火災のリスクを減らしながら安心して快適に過ごしましょう。
今回紹介した方法を参考に、正しい掃除方法を実践して、寒い季節も、火災のリスクを減らしながら安心して快適に過ごしましょう。
