うどん汁【魔法の隠し味】に歓喜…！ウソだろ？“いつものうどん”がこんなにウマくなるなんて…！

美味しいうどんを作るには、まずは基本の出汁を知っておくと役立ちます。
市販の出汁でも十分ですが、丁寧に取った出汁はやはり格別ですよ。


◾️基本の出汁の取り方
材料：削り節60g／煮干し20g／昆布5g／水1L強
①鍋に水・煮干し・昆布を入れる
②加熱する
③沸騰直前で昆布を取り出す
④弱火にして削り節を加える
⑤10分ほど弱火で煮出す
⑥火を止めて10分蒸らす
⑦ザルやガーゼで濾す


◾️返しの作り方
材料：薄口醤油100cc／みりん100cc
①鍋に入れて中火で煮詰める
②出汁と合わせて加熱
③沸騰直前で火を止める

基本の出汁でも十分ですが、少しの工夫でさらに旨みが引き立ちます。


◾️煮切り酒でコクを出す
日本酒のアルコールを飛ばした「煮切り酒」を加えると、温かいうどんの汁に深いコクが生まれます。
出汁と返しを合わせるタイミングに少量加えるのがおすすめです。


◾️山椒で大人の味わいに
淡白な味を変えたいときは山椒がぴったり。
香りと刺激がアクセントになり、風味に変化をつけられます。


◾️ごまだれで冷やしうどんをアレンジ
冷たいうどんにはごまだれを隠し味に。
にんにくやショウガなどの香味と合わせると、夏場にも食べやすくなるうえ、食欲がないときにも向いています。

めんつゆは手軽で便利ですが、隠し味を加えることでぐっと深い味に仕上がります。


◾️昆布・削り節・煮干しで風味を補う
めんつゆに昆布を加えると甘みと香りがプラスされ、削り節を入れると出汁らしい旨みが強まります。
もっとコクを出したい場合は、煮干しを軽く煮出すとよいでしょう。


◾️干ししいたけ・昆布茶で深みを出す
干ししいたけの独特の香りも相性抜群。
手軽に済ませたいときは昆布茶を少量足すだけでも風味がアップし、手軽に風味が増します。

うどんの味は汁の工夫で大きく変わります。
丁寧に出汁を取ると風味が増し、隠し味を加えるだけでもコクが生まれますよ。
めんつゆを使う場合もひと手間で美味しくなるので、ぜひ好みに合わせて試してみてくださいね。