「冬は乾燥しているから洗濯物が速く乾く」は誤り？⇒【外干し＆部屋干し】の速乾テクを紹介！

洗濯物が乾きにくい主な原因は、気温と湿度の2つです。

◾️気温が低いと乾かない
一般的に、洗濯物は気温が高いほど乾きやすく、25℃前後が目安とされています。
冬は外気が冷たく、水分が蒸発しにくいんです。

◾️湿度が高いとさらに乾かない
湿度が低いほど乾きやすく、目安として40％前後が理想的です。60％を超えると乾きにくくなります。

ちょっとした工夫だけで乾きがグッと早くなります。

◾️脱水を長めにする
冬は厚手の衣類が多く、水分を含みやすいのが難点。
脱水を1段階長めに設定しておくと乾きやすくなります。

◾️裏返して干す
ポケット部分や生地が重なる場所は乾きにくい場所。
裏返して風が通りやすい状態にしてあげると効率アップ。

◾️風の通り道をつくる
洗濯物同士の間隔をあけ、アーチ型に干すと風が抜けやすくなります。
自然の風も立派な乾燥力です。

天気が悪い日でも、工夫次第でしっかり乾きます。

◾️窓を開けて空気を動かす
とくに浴室干しは、先に浴室全体を乾かしてから干すと効果的です。
湿度が下がって乾きやすくなります。

◾️窓辺や和室は避ける
窓辺は一見乾きそうに見えて実は空気がよどみやすい場所。
畳の部屋も湿気を吸ってカビのもとになってしまいます。

◾️乾燥グッズを活用
風通しのよいハンガー、平干しネットなど、部屋干し用に工夫されたアイテムが便利。
インテリアに合うデザインを選べるのも魅力です。

家電を味方につけると一気にストレス減。

◾️除湿機・エアコン
乾かす条件は「高い温度」と「低い湿度」。
暖房で部屋を温め、除湿機で湿度を下げれば乾きが段違い。

◾️サーキュレーター・扇風機
風の力は侮れません。
洗濯物の真横や下から風を当てると空気が動き、乾き方が一気に変わります。

◾️アイロン
干す前にアイロンをかけておくと乾きやすくなり、さらにスチームによって、気になるニオイの原因菌対策にもつながります。
ワイシャツなどはそのまま着ていけるのも便利。

冬は気温の低さと湿度の影響で洗濯物が乾きにくくなります。
外干しは脱水を長めにし、風が通る工夫をすること、部屋干しは換気と乾燥グッズの活用がポイントです。
家電を賢く使えば、冬の洗濯ストレスもぐっと軽くなりますよ。