すでにダニの【巣窟】かも…！？『布団カバー』の正しい洗濯頻度と洗い方

汚れが気になるときは、洗濯前に前処理をしておくことが大切です。

◾️汚れが目立つときの前処理
黄ばみやシミには酸素系漂白剤（スプレータイプ）が便利です。
※血液汚れはできるだけ早く水で洗い流してから使用しましょう。
強い汚れやニオイが気になるときは、ぬるま湯に中性洗剤と酸素系漂白剤を溶かして30分ほどつけ置きするとスッキリ仕上がります。

◾️洗濯の手順
①布団カバーを裏返して畳み、洗濯ネットに入れる
②中性洗剤を入れて、適したコースで洗濯する
③脱水は1〜2分で軽めにして、シワを防ぐ

手洗い指定のカバーは、洗濯コースの選択に注意が必要です。
脱水を短めにするとシワは減りますが、乾きにくくなるため、天候や干す時間に合わせて調整してください。

乾かし方ひとつで仕上がりが変わります。

◾️干す前の下準備
①振りさばいて大きなシワを取る
②四角く畳んで軽く叩き、小さなシワも整える

◾️おすすめの干し方
物干し竿を2本使う"M字干し"が理想。風が通りやすく、乾きやすくなります。
生乾きのニオイも防げますよ。
天日干しは色あせが気になるときもあるので、可能なら陰干しが安心ですね。

寝ている間にコップ1杯分の汗をかくとも言われるので、布団カバーには想像以上に湿気が溜まります。
梅雨や夏場、暖房を使う冬場などは、特にこまめに洗うことが大切です。
汚れをそのままにすると、臭いやダニの原因にもつながってしまいます。

週1回を目安に洗濯するのが理想的ですよ。
替えのカバーを数枚持っておくと、家事もぐっと楽になりますね。

布団カバーは大きめサイズで扱いにくく感じることもありますが、清潔さを保つことが心地よい睡眠にもつながります。
こまめに洗うのが難しいときは、コインランドリーを活用するのも一つの方法ですよ。