1. 暖房代の節約ポイント:風量
エアコンの使い方を少し見直すだけで、不要な電力消費を抑えられます。
◾️風量は「自動」に設定
「弱」や「微風」のほうが節約になると思われがちですが、実は自動運転のほうが効率的です。
部屋を一気に暖めたあと、自動で微風に切り替わるため、結果として、消費電力の増加を抑えやすくなります。
◾️風向きは下向きにする
暖かい空気は上にたまるので、風向きは下向きが基本です。
床まで暖かさが広がりやすく、部屋全体に行き渡りやすくなります。
◾️家具の配置に気をつける
吹き出し口に家具を置くと風が遮られ、暖まり方にムラが出ます。
エアコンの前にはなるべく物を置かず、風が通りやすい環境に整えておきたいですね。
◾️サーキュレーターで空気を循環
天井付近にたまった暖かい空気を下まで届けるには、サーキュレーターが便利です。
空気の層を均一にしやすく、暖かい空気が下まで行き渡り、足元の冷えを感じにくくなります。
2. 暖房代の節約ポイント:温度
設定温度を工夫するだけで、節約効果が期待できます。
◾️設定温度は20度を目安に
環境省の推奨温度は20度。
少し低く感じても、湿度や風量を調整すれば快適に過ごせます。
温度を1度下げるだけで、消費電力を約10%抑えられると言われています。
◾️フィルター掃除を定期的に
フィルターが詰まると暖まりが悪くなり、余計な電力を消費します。
2週間に1度を目安に掃除して、性能を維持しておきましょう。
◾️加湿で体感温度を上げる
室内が乾燥していると、同じ温度でも寒く感じます。
湿度を40〜60%に保つと体感温度が上がるので、設定温度を下げても暖かく感じられますよ。
結論
エアコンは、設定や使い方を見直すことで暖房代の節約につなげられます。
風量や温度の使い方を見直しつつ、加湿やフィルター掃除も組み合わせて、快適でムダのない冬を過ごしてみてくださいね。
風量や温度の使い方を見直しつつ、加湿やフィルター掃除も組み合わせて、快適でムダのない冬を過ごしてみてくださいね。
