1. カイロを貼る場所の基本
カイロを正しく使うには「どこを温めたいか」「何を改善したいか」を意識することが大切です。
体が冷えると血行が悪くなり、むくみや疲労につながることもあります。
冷えやすい場所を効率よく温めていきましょう。
◾️注意点
カイロは直接肌に貼らず、必ず衣類の上から使います。
靴下やレッグウォーマーなどを間に挟んで使用してください。
ベルトやきつい衣類で強く固定しないようにして、低温やけどを防ぎましょう。
2. 下半身にカイロを貼るべき場所
下半身は冷えが出やすく、温めると全身の体感温度が上がりやすい場所です。
冷えが気になる方は下半身から温めると効率がいいですよ。
◾️太もも
太ももの内側や冷えやすい部分にカイロを貼ると体がじんわり温まります。
太ももは筋肉量が多く、温めることで血行が促され、下半身全体が温まりやすくなります。
◾️足首のうしろ
足先の冷えがつらいときにおすすめです。
内くるぶしとアキレス腱の間には「太谿(たいけい)」という、冷え対策で知られるツボがあります。
この周辺を温めることで足先の冷えが和らぎます。
ただし直接貼らず、靴下やレッグウォーマーを挟んでくださいね。
3. 上半身にカイロを貼るべき場所
上半身を温めると、体の中心部が温まり、全身に暖かさが広がりやすくなります。
特に内臓周りは冷え対策に重要なポイントですよ。
◾️お腹
お腹は内臓が集まる場所で、ここを温めると全身が効率よく温まります。
指先や足先まで温かく感じたいときにもおすすめです。
◾️腰
腰を温めると体幹部分の血流が良くなり、冷えの改善に役立ちます。
広い範囲を温めたいなら、お腹と腰の両方にカイロを貼るのもいいですよ。
結論
カイロは貼る位置を工夫するだけで、温かさがぐっと変わります。
低温やけどを防ぐためにも、長時間使用する場合は特に、肌に直接貼らず衣類の上から使いましょう。目的にあわせて貼る場所を選び、寒い冬を快適に過ごしてくださいね。
低温やけどを防ぐためにも、長時間使用する場合は特に、肌に直接貼らず衣類の上から使いましょう。目的にあわせて貼る場所を選び、寒い冬を快適に過ごしてくださいね。
