医師「いくらなんでも…」⇒“柿”を食べた直後【激しい腹痛】に襲われ…⇒「大反省しました」

ある日、実家に帰省すると、母が「おばあちゃんが柿たくさんくれたから食べな～！」と勧めてくれました。
甘くてとろっとした柿があまりにも美味しくて、気づけば...なんと7個も完食してしまいました。

ところがその夜、突然お腹がキリキリと痛みだし、トイレにこもりっきりに。
「食べすぎたかな...？」と思いつつ、翌日にはすっかり忘れてしまう私。

そして、実家から持ち帰った柿をまたパクパクと食べ、気づけば今度は5個を食べていました。
合計12個も柿を食べてしまった30分後、またもや強烈な腹痛が起こりました。

この日は痛みがまったく引かず、ついに病院へ。
お医者さんに「柿を2日間で12個食べました」と伝えると...「それはさすがに食べすぎですよ！」と呆れ気味に注意されてしまいました。

美味しさにつられてつい暴食してしまった自分に、あとから思い返しても忘れられない出来事になりました。

柿はビタミンCや食物繊維が豊富で、健康にいい果物として知られています。
しかし、食べ過ぎるとエピソードのように体に思わぬ負担がかかることも。
そこでここでは、柿の過剰摂取によるリスクと、1日に食べてもよい適量を紹介します。

■柿の食べ過ぎによるリスク
柿には、渋みのもとである「タンニン」が含まれています。
タンニンを多く摂ると、腸内で固まりやすくなり、結果として便秘を引き起こすことがあります。

とくに渋柿や干し柿はタンニン量が多いので、食べ過ぎには注意が必要です。
甘柿にもタンニンは含まれているため、適量を守ることが大切です。

■体を冷やして下痢を引き起こす可能性
柿は体を冷やす性質がある果物です。
たくさん食べると消化器が冷えて負担がかかり、下痢につながることもあります。

便秘と下痢は同時には起こらないものの、どちらも胃腸への負担が大きいため、生食・加熱調理どちらの場合も注意しましょう。

■1日に食べてもいい柿の量は？
柿は糖質も比較的多い果物です。
便秘や下痢だけでなく、糖質の摂りすぎにも気をつける必要があります。

一般的な成人では、1日に食べてもよい量は1〜2個ほどとされています。
ただし、体質によっては2個でも多いと感じる場合があります。
習慣的に食べる場合は1個程度にしておくと安心です。

子どもの場合、年齢に応じて適量が変わります。
小さな子どもは胃腸がデリケートなため、量は少なめから様子を見て与えると安心です。
子どもは大人より胃腸がデリケートなため、与えすぎには特に注意してあげてくださいね。

エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。

秋の味覚として楽しむためにも、体調に負担がかからない範囲で適量を意識して取り入れてみてくださいね。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。