1. 親戚宅での食事にびっくり!
結婚してまもない頃、義両親と一緒に義父の親戚の家へ遊びに行ったときのことです。
料理上手なおばさんが、ごちそうをたくさん用意して迎えてくれました。
ところが料理を食べると、思わず目が丸くなる出来事がありました。
なんと、並んでいる料理が全部甘いのです。
とても甘いお赤飯に、プリンのようにとろける茶碗蒸し。
さらに、缶詰フルーツがこれでもかと入ったポテトサラダまで並んでいたのです。
長年の経験で「これはしょっぱい料理」と脳が判断してしまうせいか、「あれ......これは何の料理だっけ?」と理解するまでしばらく時間がかかりました(笑)
隣では夫と義母が「びっくりするでしょ?」と笑っていたのですが、二人も最初は相当驚いたようです。
さらに驚いたのは、その地域ではトマトや納豆にも砂糖をかけるのが当たり前とのこと。
食文化の違いに、終始びっくりの連続でした!
2. 知っておきたい!北海道の甘い赤飯の豆知識
地域によって大きく違いが出る「赤飯」。
エピソードにもあったように、実は北海道では"甘い赤飯"が定番として親しまれています。
ここでは、そんな赤飯にまつわる興味深い豆知識を紹介します。
■北海道の赤飯には甘納豆を使う
一般的に知られる小豆とごま塩の赤飯とはまったく異なる、甘納豆入りの赤飯が北海道では主流です。
見た目も味わいも全国の赤飯とは一線を画しています。
■甘納豆入り赤飯の特徴
通常の赤飯は小豆を茹でこぼすなど手間がかかりますが、甘納豆赤飯はとても簡単です。
炊き上がったご飯に甘納豆を混ぜ込み、食紅で淡いピンク色に色付けするだけで完成します。
甘納豆の甘味がご飯にほんのりと移り、豆の粒が大きいため見た目も華やかです。
■日常食としても気軽に食べられている
調理が手軽なことから家庭で作られることが多く、スーパーでも甘納豆や食紅が赤飯の材料として並んでいます。
また、学校給食に登場したり、スーパーの惣菜やコンビニのおにぎりとして商品化もされており、お祝い以外の日常でも広く親しまれています。
■甘いが食事という位置付け
甘納豆入り赤飯は甘味があるものの、デザートではなく"食事"として扱われています。
一般的な赤飯同様、煮物や焼き魚など、ふだんのおかずと普通に組み合わせて食べられています。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
ぜひ家庭でも試して、各地の食文化の違いを楽しんでみてくださいね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
ぜひ家庭でも試して、各地の食文化の違いを楽しんでみてくださいね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
