1. 追い焚き配管の掃除が必要な理由
追い焚き配管の内部は、皮脂汚れや入浴剤の成分が溜まりやすく、雑菌が繁殖しやすい環境です。
見えない部分だからこそ注意が必要です。
◾️追い焚き配管の汚れの原因
配管内には皮脂汚れや湯垢、入浴剤の成分が蓄積しやすい傾向があります。
こうした汚れを放置すると「レジオネラ属菌」が増殖する可能性があり、肺炎や高熱などの健康被害を引き起こすおそれがあります。
厚生労働省も定期的な洗浄を推奨しており(※1)、安全に追い焚き機能を使用するためには、配管内を清潔に保つ必要があります。
◾️掃除の適切な頻度
追い焚き配管の掃除は、2~3ヵ月に一度が目安とされています。
汚れがひどい場合や湯垢が目立つ場合は、1ヵ月に一度を目安に掃除しましょう。
悪臭や小バエが発生している場合は、早めの対応が必要です
改善しないときは、業者への依頼も検討しましょう。
2. 追い焚き配管の種類と特徴
追い焚き配管には大きく分けて2つのタイプがあります。タイプごとの特徴を把握しておくことが大切です。
◾️1つ穴タイプ
1つ穴タイプは「強制循環式」と呼ばれ、冷えたお湯を吸い込んで温め、浴槽へ戻す仕組みです。
お湯の温度が均一になりやすい反面、配管が長い構造のため、雑菌が繁殖しやすい傾向があります。
◾️2つ穴タイプ
上下に穴がある2つ穴タイプは「自然循環式」です。下の穴から冷えたお湯を吸い込み、温めたお湯を上の穴から戻します。
湯垢が溜まりやすく、浴槽に汚れが浮きやすい傾向があります。汚れが気になる場合は、1~2週間を目安に掃除することが推奨されます。
3. 配管タイプ別の掃除方法
配管のタイプによって掃除方法が異なります。自宅のタイプに合った方法を選びましょう。
◾️1つ穴タイプの掃除方法
①給水口の穴から5cmほど上まで水を張り、洗浄剤を入れる
②40~50度のお湯で追い焚きを行い、2~3時間放置する
③再度追い焚きをしてから排水し、すすぐ
④フィルターや給水口をスポンジで洗って完了
◾️2つ穴タイプの掃除方法
①下の穴をタオルで塞ぎ、上の穴から洗浄剤を入れる
②40~50度のお湯を上の穴から注ぎ、2時間ほど放置する
③タオルを外し、シャワーで上下の穴をすすぐ
④フィルターを洗って元に戻して完了
4. 業者に依頼する場合の費用とメリット
自分で掃除しても汚れが落ちない場合は、業者に依頼する方法もあります。
◾️業者に依頼する際の費用
追い焚き配管の掃除を業者に依頼する場合、費用の目安は1~2万円程度です。
作業時間は90~150分ほどで、作業後は通常通り入浴可能とされています。
◾️業者依頼のメリット
市販の洗浄剤では落としきれない頑固な汚れや雑菌も、専用の薬剤や道具で徹底的に除去できます。
半年に一度を目安に業者へ依頼すると、より衛生的な状態を維持できますよ。
結論
追い焚き配管は見えない部分であるため、汚れが溜まりやすく、定期的な掃除が欠かせません。
2~3ヵ月に一度は市販の洗浄剤で掃除を行い、汚れが落ちない場合は業者に依頼するのも一つの方法です。
清潔な配管を保ち、安心して快適なバスタイムを楽しみましょう。
(参考文献)
※1 出典:厚生労働省「循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアルについて」
https://www.mhlw.go.jp/topics/2001/0109/tp0911-1.html
2~3ヵ月に一度は市販の洗浄剤で掃除を行い、汚れが落ちない場合は業者に依頼するのも一つの方法です。
清潔な配管を保ち、安心して快適なバスタイムを楽しみましょう。
(参考文献)
※1 出典:厚生労働省「循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアルについて」
https://www.mhlw.go.jp/topics/2001/0109/tp0911-1.html
