1. 手作り香水の魅力
手作り香水では、天然の植物から抽出されたアロマオイルを使用します。
植物由来の自然な香りを楽しめるのが特徴です。
市販の香水に多い人工的な香りが苦手な人でも、手作り香水なら使いやすい場合があります。
アロマオイルには、リラックスやリフレッシュなどの作用があるとされています。香りをまとうことで心地よさを感じられますよ。
さらに、アロマオイルは種類が豊富で、自由にブレンドできる点も魅力です。
組み合わせ次第で香りは大きく変わるため、自分だけのオリジナル香水を作ることができます。
なお、使用するアロマオイルは、天然素材100%の「エッセンシャルオイル(精油)」を選びましょう。
2. 香水を手作りするなら「香り立ち」の知識も必要
香水の香りは、揮発の早さによってトップノート、ミドルノート、ラストノートの3段階に分けられます。
この3つをバランスよく組み合わせることが、手作り香水の基本になります。
◾️トップノート
最初の5〜10分ほどに感じられる香りをトップノートといいます。
持続時間は短いものの、香水の第一印象を決める大切な香りです。
レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、ライムなどの柑橘系や、ペパーミント、ユーカリ、ティートゥリーなどが該当します。
◾️ミドルノート
香水の中心となる香りで、30分ほど経つと現れます。
フローラル系が多く、香り立ちと持続性のバランスがよいのが特徴です。
ラベンダー、ローズ、ネロリ、ジャスミン、ローズマリー、ゼラニウム、クラリセージ、イランイラン、カモミールなどがあります。
◾️ラストノート
1時間ほど経つと香りが現れ、長く残るのが特徴です。
ウッディ系、パルサム系、オリエンタル系が多く、サンダルウッド、ヒノキ、シダーウッド、ベチバー、ミルラ、ベンゾイン、パチュリなどが代表的です。
3. 香水を手作りする方法
香水の基本的な作り方を紹介します。
必要な道具と手順を確認して、ぜひ作ってみてください。
◾️用意する道具や材料
・ピペット(スポイトでも代用可)
・ムエット(香り確認用の紙)
・ガラス容器(ブレンド用)
・無水エタノール
・ガラス棒(スプーンでも代用可)
・アロマオイル(精油)
・遮光瓶(保存用)
アロマオイルは2〜5種類ほど組み合わせるとバランスが取りやすくなります。
無水エタノールはスポイトの洗浄にも使えるため、少し多めに用意しておくと便利です。
①香りのイメージを決めて精油を選ぶ
作りたい香りをイメージし、全体の印象を左右するミドルノートから決めるのがポイントです。
②ムエットで香りを確認する
トップ、ミドル、ラストの順で香りを確認します。
配合比率の目安は、トップ15%、ミドル30〜70%、ラスト15〜55%です。
③無水エタノールから順に調香する
ガラス容器に無水エタノールを入れ、ラスト→ミドル→トップの順で精油を加えます。
無水エタノール10mlに対して精油20滴が目安です。
完成後は遮光瓶に移し、数日置いて香りをなじませます。
使用前には必ずパッチテストを行ってください。
4. 練り香水を手作りする方法
練り香水は、肌に直接塗る固形タイプの香水です。
アルコールを使わないため、肌にやさしい使い心地が特徴です。
◾️用意する道具や材料
・ミツロウ
・ホホバオイル
・アロマオイル(精油)
・耐熱容器
・保存容器
・ガラス棒(スプーン可)
・鍋またはフライパン
ホホバオイルが多いほど柔らかく、少ないほど固く仕上がります。
①ミツロウとホホバオイルを耐熱容器に入れる
②湯せんで40度程度まで温めて溶かす
③火からおろし、精油を加えて混ぜる
④保存容器に移して完成
ミツロウは冷えるとすぐ固まるため、冷える前に手早く作業しましょう。
結論
アロマオイル(精油)を使えば、自分好みの香水を手作りできます。
香り立ちの特徴を理解し、トップ・ミドル・ラストを意識してブレンドするのがコツです。
また、ミツロウとホホバオイルを使えば練り香水も簡単に作れます。
香りを楽しむ方法として、ぜひ手作り香水に挑戦してみてください。
