1. 食用の菜の花とは
菜の花とひと口にいっても、実はさまざまな品種が存在します。
一般的にスーパーなどで販売されている「菜の花」「菜花」「花菜」は、食用菜の花の総称として使われています。
菜の花の旬は2〜3月頃で、早春を代表する季節野菜のひとつ。
京料理では独自品種が京野菜として扱われるなど、食材として広く親しまれています。
全国各地で栽培されていますが、比較的温暖な地域で多く生産され、なかでも千葉県は主要な産地として知られています。
ほろ苦さとシャキッとした食感が特徴で、おひたしやパスタなど、さまざまな料理に使われる野菜です。
また、ミネラルやβカロテン、ポリフェノールを豊富に含む栄養価の高い野菜でもあります。
調理が難しそうに見えますが、実はとても扱いやすい食材なので、旬の時期には積極的に取り入れたい食材です。
2. 菜の花の基本の茹で方
菜の花を美味しく仕上げるためには、下茹でがとても重要です。
まず、菜の花が十分に浸かる量のお湯を沸かします。
湯量が少ないと、菜の花を入れたときに温度が下がり、うまく火が通らなくなるため注意しましょう。
沸騰したお湯に、全体量の1〜2%ほどの塩を加えます。
塩を入れることで、緑色を保つ成分が安定し、色鮮やかに仕上がります。
さらに、下味がつくことで味がぼやけにくくなります。
菜の花を入れたら、30秒ほど茹でるのが基本です。
やわらかめが好みの場合でも、1分程度にとどめると食感が残っておいしく仕上がります。
茹で上がったらすぐに冷水に取り、余熱で火が入りすぎるのを防ぎましょう。
鮮やかな色と食感を保ったまま仕上げることができますよ。
3. 菜の花のおすすめの食べ方
下処理ができたら、さまざまな料理に活用できます。
◾️おひたし
下茹でした菜の花をだし醤油に浸すだけのシンプルな一品です。
菜の花本来のほろ苦さを楽しめる定番の食べ方です。
◾️天ぷら
天ぷらにすると、ほろ苦さの中に甘みが引き立ちます。
サクッとした衣との相性のよい組み合わせです。
◾️辛し和え
からしの刺激がアクセントになり、菜の花の味わいが引き締まります。
さっぱりと食べたいときにおすすめ!
◾️パスタ
にんにくやベーコンと合わせてペペロンチーノにすると、彩りも豊かな一皿になります。
和食以外にも使いやすいのが菜の花の魅力ですね。
結論
菜の花は、下茹でを丁寧に行うことで美味しさがぐっと引き立つ野菜です。栄養価も高く、和洋さまざまな料理に使えるのも魅力のひとつ。旬の時期には、ぜひ菜の花を取り入れて、春の訪れを食卓から楽しんでみてくださいね。
