1. コーヒーかすはまず乾燥させよう
再利用する前に、コーヒーかすをしっかり乾燥させることが大切です。主に3つの方法があります。
◾️ 天日干し
トレイや新聞紙の上にコーヒーかすを広げ、日当たりと風通しのよい場所に置きましょう。天候やコーヒーかすの量によって異なりますが、1〜2日ほどを目安に、完全に乾くまで干しましょう。晴れた日を選ぶとより早く乾きます。風が強い日は飛散しやすいので、マンションのベランダでは近隣への配慮も忘れずに。
◾️ 電子レンジで加熱
耐熱皿にコーヒーかすを均一に広げ、500〜600Wで3〜4分加熱します。途中2〜3回かき混ぜるのがムラなく乾かすコツです。加熱直後は水分が残っていることがあるため、必要に応じて追加加熱し、完全に乾燥させましょう。加熱中にコーヒーの香りが広がるため、電子レンジ内のにおい対策として役立つ場合があります。
◾️ フライパンで乾煎り
とにかく早く乾かしたい方にはフライパンや鍋での乾煎りがおすすめです。弱火で2〜3分ほどで乾燥できます。強火にすると焦げるので火加減に注意しましょう。電子レンジがない方にも向いている方法です。
2. コーヒーかすの活用アイデア
◾️ 肥料にする
段ボール箱に新聞紙を敷いて腐葉土を7割ほど入れ、乾燥させたコーヒーかすを混ぜます。数日かき混ぜながら空気を取り込み、数週間〜数か月ほど発酵・熟成させることで、土壌改良材として利用できます。土が温かければ発酵が進んでいるサインです。
◾️ 消臭剤にする
乾燥したコーヒーかすをふたのない容器に入れて置くだけで消臭剤になります。布や袋に包んで使うと粉が飛び散らず使いやすいです。靴の中や冷蔵庫、魚焼きグリルなどさまざまな場所で活用できます。
◾️ 除草剤にする
コーヒーかすには植物の成長を抑制する可能性がある成分が含まれています。ただし、除草剤のような確実な効果は期待できないため、補助的な方法として利用しましょう。薬剤を使わない方法として取り入れやすい一方で、大量摂取するとカフェインなどの影響が出る可能性があるため、子どもやペットが口にしない場所で使用しましょう。
◾️ 防虫剤にする
コーヒーの香りを苦手とする生き物もいるため、虫よけや猫よけ対策の補助として利用されることがあります。除草と防虫を兼ねてまいておくのもよいでしょう。
◾️ 洗剤・ワックス代わりにする
グラスや瓶にコーヒーかすを少量入れて振り洗いすると、食器がきれいになります。また、コーヒーかすに含まれる油分を活かして靴や金属の表面磨きに利用されることがありますが、素材によっては傷や変色の原因になるため、目立たない場所で試してから使用しましょう。
◾️ 針山の中身にする
コーヒーかすは針山の詰め物としても使えます。油分が針を保護して布すべりがよくなり、錆の防止にもなります。意外な活用法として覚えておくと便利です。
◾️ 企業でも再利用が進んでいる
コーヒーかすは家庭だけでなく企業でも活用されています。コーヒーショップでは堆肥や店舗備品の原料として再利用されているほか、靴下やタンブラーなどの製品づくりに活用する取り組みも行われています。
3. 乾燥させたコーヒーかすの保存方法
すぐに使いきれない場合は、ジッパー付きの保存袋や空き瓶など、完全に乾燥させたコーヒーかすを密閉容器に入れ、湿気の少ない場所で保存しましょう。湿気が残っているとカビの原因になります。ジャムの空き瓶なども活用できます。
結論
コーヒーかすは乾燥させることで、消臭剤や園芸用の土壌改良材など、さまざまな用途に活用できます。活用する前にしっかり乾燥させ、密閉容器で保存することが大切です。捨てる前に、暮らしに役立つアイテムとして活用してみましょう。
