1. ビールの基礎知識
ビールは主に麦芽・ホップ・水から作られるお酒です。最近では米やコーンスターチ、小麦粉、オレンジピールなど多様な副原料も使われ、さまざまな味わいのビールが生まれています。
◾️ ビールができるまで
原料を煮出して麦汁を作り、発酵・熟成させたあとにろ過するのが基本の流れです。熟成後に加熱処理(熱処理)を行わないものが「生ビール」と呼ばれます。現在、日本で流通している多くのビールは生ビールです。「生」と表示されているビールは、熱処理を行っていない生ビールです。
◾️ ビールと生ビール、味の差は?
低温殺菌するビールは味が落ちると思われがちですが、実はそんなことはありません。加熱処理の有無だけで優劣が決まるわけではなく、それぞれに異なる特徴があります。
2. 生ビールと瓶ビール、中身は同じ?
居酒屋で提供される生ビールは、樽に入った生ビール(樽生)が一般的です。同じ銘柄であれば、樽・瓶・缶で中身が同じ生ビールであることが一般的です。同じ銘柄であれば、樽・瓶・缶の中身は基本的に同じ生ビールになります。
◾️ 賞味期限の違い
形状が異なる理由は、用途の違いにあります。業務用の樽生ビールは、開栓後はできるだけ早く使い切ることが推奨されています。一方、家庭向けの瓶・缶ビールは長期保存ができ、賞味期限はおよそ9ヶ月。適切に管理された樽生ビールは、フレッシュな味わいを楽しみやすいとされています。
◾️ 炭酸の違い
味わいの違いのひとつが炭酸の量です。お店の生ビールはサーバーにつないで使うため、サーバーの管理状態や注ぎ方によって、炭酸の感じ方が変わることがあります。対して瓶や缶は飲みきりが基本なので、炭酸が大きく減ることは少なく、シュワシュワ感を感じやすいといわれています。
3. 美味しいビールを飲むには
◾️ 生ビールは店選びが重要
生ビールはお店で飲むのが基本。注ぎ方によって泡立ちや口当たりが変わりますし、サーバーの清掃状況や樽の回転率も美味しさに直結します。美味しい生ビールを求めるなら、ビールの品質管理に力を入れているお店を選ぶのがおすすめです。
◾️ どちらが美味しい?
最終的には好みになりますが、フレッシュで喉越しのよいビールが飲みたいときは生ビール、しっかりとした炭酸感を楽しみたい場合は瓶ビールを選ぶのもひとつの方法です。お店の生ビールがいまひとつと感じたら、瓶ビールに切り替えてみるのもよいでしょう。
結論
生ビールと瓶ビールは、同じ銘柄であれば中身は基本的に同じです。ただし炭酸の量や新鮮さ、飲む環境によって味わいに違いが生まれます。その日の気分やシーンに合わせて上手に使い分けながら、ビールをより楽しんでみてください。
