1. 雷が落ちやすい家の特徴
そもそも雷は、山頂やビルの屋上などの高い場所、グラウンドや田畑などの開けた場所に落ちやすい性質があります。家も同じような条件の場所に建っていると、落雷の危険性が高まります。
◾️ 周りに高いものがない家
雷は周囲より高いものに落ちやすい性質があります。そのため、周囲に高い建物や木がない場合、その家がいちばん高いものとなり、直接落雷を受ける「直撃雷」の危険性が高くなります。
◾️ 近くに高いものがある家
雷は高いものに落ちたあと、進路を変えて近くの別のものに飛ぶことがあります。家のすぐそばに高い建物や木がある場合、そこに落ちた雷の電流が近くへ飛び移る「側撃雷」のリスクがあります。
2. 家に雷が落ちるとどうなる?
雷が発生したら外より室内にいるほうが安全ですが、家の中でもリスクがゼロというわけではありません。家に雷が落ちた場合に起こり得るリスクを確認しておきましょう。
◾️ 感電の危険がある
金属製の水道管などは屋外と室内がつながっているため、雷の電流が伝わる場合があります。雷の電流が配管などを伝わることがあるため、水回りの近くにいると感電するおそれがあります。
◾️ 停電が起きることがある
落雷によって電線がダメージを受けると、停電が発生することがあります。復旧まで数時間かかるケースも多いため、夜間に雷が予想される日は、停電に備えて懐中電灯やモバイルバッテリーを手の届く場所に準備しておくと安心です。
◾️ 電化製品が壊れることがある
落雷による異常な電流(雷サージ)が電源線などを通じて電化製品に流れ込むことがあり、パソコンなどの精密機器は特に壊れやすいので注意が必要です。
3. 家の中でできる落雷対策
雷が鳴りそうな悪天候の日は、次の4つの対策を心がけましょう。
◾️ 電源プラグを抜く
電化製品の故障を防ぐには、コンセントから電源プラグをあらかじめ抜いておくのが有効です。LANケーブルや電話線など、外部につながるケーブルも可能であれば外しておくと安心です。
◾️ アース線をつないでおく
アース線には漏電時などに電流を地面へ逃がす役割があります。エアコン・洗濯機・冷蔵庫などアース線がついている家電は、しっかり接続しておきましょう。
◾️ 電化製品や水回りからできるだけ離れる
雷サージが電源線や配管などを伝わることがあります。落雷のおそれがあるときは、電化製品や水回り、照明器具からも距離を取るようにしましょう。
◾️ 金属部分に触れない
落雷が近いときは、金属製の配管やサッシなどにはなるべく触れないようにしましょう。金属は電流を伝えやすく、感電するおそれがあります。
結論
周囲の環境によっては、落雷や側撃雷のリスクが高まる場合があります。雷が近づいたら室内に避難し、電化製品や水回り、金属部分から離れることが大切です。電源プラグを抜いておく、アース線をつなぐといった事前の備えも、被害を防ぐうえで効果的な対策になるので、普段から意識するようにしましょう。
