1. 歯磨きとマウスウォッシュ、どっちを先に使う?
◾️ マウスウォッシュは歯磨きの代わりにならない
マウスウォッシュは、口に含んでゆすぐことで口内を洗浄する洗口液ですが、歯磨きの代わりにはなりません。殺菌効果があるものの、プラーク(歯垢)の塊の中や歯周ポケットの奥に入り込んだ細菌までは除去できないからです。マウスウォッシュは、口内を清潔に保ったり口臭対策をしたりするための補助的なアイテムと考えましょう。
◾️ 正しい順番は歯磨きが先
歯垢や歯周ポケット内の細菌をしっかり落とすには、歯ブラシで「こする」ことが必要です。歯磨きで汚れを取り除いたあとにマウスウォッシュを使うことで、口臭予防や口腔内を清潔に保つ効果が期待できます。2つを併用する場合は、一般的には歯磨きのあとにマウスウォッシュを使用します。
2. 液体歯磨きとマウスウォッシュの違い
◾️ 液体歯磨きは歯磨き粉と同じ役割
液体歯磨きは、マウスウォッシュのようにゆすぐだけではなく、歯ブラシでのブラッシングとセットで使うアイテムです。練り歯磨き粉と同様にブラッシング時に使用するもので、液体状のため口腔内全体に行き渡りやすいのが特徴。研磨剤が含まれないため歯や歯ぐきを傷つけにくいのがメリットです。
◾️ 液体歯磨きの使い方
適量を口に含み、20〜30秒ブクブクとゆすいで全体に行き渡らせてから、歯ブラシで通常通りブラッシングします。磨き終わったあとのすすぎ方は製品によって異なるため、表示に従いましょう。
◾️ マウスウォッシュの使い方
適量を口に含み、20〜30秒ゆすいで吐き出すだけです。ブラッシングを伴わずに使用できます。歯磨きのあとはもちろん、外出前や食後など、口臭が気になるタイミングにも使用できます。使用後は水ですすぐ必要はありません。
3. 使う際に気をつけたいこと
◾️ フッ素入り歯磨き粉との併用方法は製品表示を確認する
フッ素には虫歯菌を抑えて歯を守る効果がありますが、フッ素入り歯磨き粉を使ったあとにマウスウォッシュを使うと、フッ素の口腔内への残留量に影響する可能性があるため、製品ごとの使用方法を確認しましょう。
◾️ アルコール成分に注意する
液体歯磨きやマウスウォッシュにはアルコール(エタノール)が含まれているものも多くあります。誤って飲み込む可能性がある子どもや、アルコールが苦手な方はノンアルコールタイプを選びましょう。
◾️ 用法・用量を守る
過度な使用は口腔内の乾燥や刺激につながることがあるため、用法・用量を守りましょう。十分な効果を得るためにも、使用量や使用時間は製品表示に従いましょう。パッケージに記載された用法・用量を守って正しく使いましょう。
結論
歯磨きとマウスウォッシュは役割が異なり、マウスウォッシュだけでは歯垢を落とすことはできません。2つを併用する場合は歯磨きを先に行い、そのあとにマウスウォッシュを使う順番が基本です。液体歯磨きはブラッシングとセットで使うもので、マウスウォッシュとは別物です。それぞれの特徴を理解して正しく使い分けることが、清潔な口内環境を保つ近道になります。
