1. 自宅での浴衣の洗い方
自宅で洗う前に、まず洗濯表示を確認してください。洗濯機洗い可能や手洗い可能の表示があれば、自宅で洗えますが、水洗い不可のマークがある場合はクリーニングに出すのが安全です。温度設定など細かな条件が記載されていることもあるため、表示は隅々までチェックしましょう。
はじめて洗う浴衣は、目立たない場所に液体洗剤をつけて数分置き、色落ちしないか確認するのがおすすめです。色落ちする場合は、ほかの衣類と分けて手洗いするのが無難です。
◾️ 汚れ別の前処理
食べこぼしなどのシミには部分洗い用洗剤を、汗シミには中性洗剤をかけておくと汚れが落ちやすくなります。
◾️ 洗濯機で洗う場合のポイント
背中の縫い合わせ部分を折り目にして、左右の袖を重ねるように畳んでネットに入れるとシワになりにくくなります。
2. シワになりにくい干し方
浴衣は洗濯後できるだけ早く干すことがシワ防止のポイントです。色あせを防ぐため、直射日光を避けて乾かしましょう。
陰干しする場合は、物干し竿に袖を通して、裾が地面につかないよう注意しましょう。部屋干しには着物用ハンガーがおすすめです。着物用ハンガーがない場合は、一般的なハンガーに突っ張り棒を固定して袖を通すと乾きやすくなります。通常のハンガーにそのままかけると型崩れの原因になるので避けましょう。乾燥機も型崩れにつながるため使用しないでください。
できるだけ短時間で乾かせる環境を整えると、シワを防ぎやすくなりますよ。部屋干しの場合は扇風機の風を当てると乾きが早まります。干す際は、襟や袖を中心に手で軽くたたいてシワを伸ばすと、クリーニング後のようなきれいな仕上がりになります。
3. シワになりにくい畳み方
折り目をアイロンで整えながら畳むのが、シワを防ぐ最大のポイントです。
①浴衣を左側に襟が来るよう横に置き、右袖が手前になるように配置します。
②手前から2本目の縫い目に沿って内側に畳み、折り目の空気を抜くようにアイロンでプレスします。
③手前から1本目の縫い目を中心に、衿先から裾を外側に折り返してアイロンをかけます。
④上前の裾端を下前の裾端に合わせて重ね、アイロンでプレスします。
⑤手前から4本目の縫い目を右端に合わせ、背中の縫い合わせを中心に端を揃えます。
⑥袖同士を重ねてアイロンでプレスし、収納スペースに合わせて二つ折りまたは三つ折りにして保管します。
折り目ごとにアイロンを当てながら仕上げると、シワを抑えやすくなります。
結論
浴衣を自宅で洗う際は、洗濯表示の確認と色落ちテストが基本です。干すときは陰干しか部屋干しで風通しよく乾かし、畳むときはアイロンを使いながら丁寧に折り目をつけることがシワ防止につながります。汗や汚れがひどくなければ、2回着用するごとを目安に洗い、お気に入りの浴衣を大切に扱いましょう。
