1. ︎狙われやすい玄関の特徴
侵入窃盗犯は、事前に下見をして留守の時間帯や防犯設備の有無などを確認し、侵入しやすい家を選ぶケースがあります。
◾️外から死角になっている
壁や植木などで玄関が見えにくいと、人目につかず作業しやすいため狙われやすくなります。
◾️防犯設備がない
防犯カメラなどの対策がされていない家は、泥棒のターゲットにされやすい傾向があります。
◾️開けやすそうな鍵
玄関の鍵が1つだけだと侵入を試みられやすくなります。鍵を2か所に設置する「1ドア2ロック」にすると開錠に時間がかかるため、防犯性を高められますよ。
2. 侵入の手口とは
玄関から侵入する際の手口はさまざまで、それぞれに合った対策が必要です。
◾️ピッキング
特殊な器具を鍵穴に差し込んで開錠する方法です。ドアに目立った破壊痕が残りにくいため、侵入に気付きにくい場合があります。旧式のディスクシリンダー錠は、ピッキングの標的になりやすいとされています。
◾️サムターン回し
ドア内側のつまみ(サムターン)を、ドリル穴やドアスコープの穴、郵便受けなどから針金を入れて外側から回す手口です。
◾️カム送り
鍵穴付近のすき間から器具を差し込み、かんぬき部分を操作して解錠する手口です。
◾️こじ開け
ドアのすき間に工具を差し込み、力を加えて無理やり開ける侵入方法です。外開きのドアで行われやすいとされています。
3. おすすめの防犯対策グッズ
玄関のタイプや予算に合わせて、自宅に合ったグッズを選びましょう。
◾️補助錠
1ドア2ロックを実現するためのアイテムです。外側用や内側用、リモコンタイプ、暗証番号タイプなど種類が豊富で、サムターンやデッドボルトをカバーするタイプもあります。侵入に時間がかかる住宅は敬遠される傾向があるため、既存の鍵にプラスして対策しましょう。
◾️防犯カメラ
万が一の際に映像を確認できるほか、防犯意識の高い住宅であることを周囲に示す効果も期待できます。
◾️センサーライト
動きや温度の変化に反応して点灯し、周囲に侵入者を知らせてくれます。夜間の侵入者を驚かせる効果も期待できます。
◾️防犯ブザー
大きな音で周囲に異常を知らせるアイテムで、人目を避けたい泥棒にとっては大敵です。
◾️防犯砂利
踏むと大きな音が鳴るため、玄関付近に敷いておけば侵入者の接近にいち早く気づけます。
4. 防犯対策にかかる費用
設置に工事が必要なグッズは業者への依頼が一般的です。センサーライトは5千〜1万円程度、防犯カメラは設置方法によって数万円〜10万円程度が目安です。補助錠も工事が必要な場合は、本体と設置費用で3万〜5万円前後かかることが多く、選ぶ製品によって費用は変わります。自分で設置できるグッズであれば本体価格のみで済むため、必要な機能を踏まえて選ぶとよいでしょう。
結論
玄関の防犯性を高めるには、鍵を2か所に設置する対策が基本といえます。短時間での侵入を狙う泥棒にとって、鍵が複数あるドアは避けたい存在になります。防犯カメラやセンサーライトなどを設置し、防犯対策を講じていることを示すのも有効です。今回紹介した内容を参考に、玄関からの侵入をしっかり防ぎましょう。
