1. お弁当箱が臭う原因
洗っても取れない臭いには、主に2つの原因があります。
◾️食材や油の臭い
多くのプラスチック製お弁当箱は、見た目はなめらかでも表面には目に見えない細かな凹凸があり、臭いの原因が残りやすくなります。そこに食材や油、臭い成分が入り込むと、スポンジでは落としにくくなり、洗っても臭いが残ってしまうのです。
◾️雑菌の繁殖
フタを開けた瞬間に嫌な臭いがする場合、ごはんやおかずが傷んでいる可能性があります。食材が傷んでいる可能性があるため、注意が必要です。朝に作ったお弁当でも、保存環境によっては短時間で雑菌が増えることがあります。洗ったあともお弁当箱の臭いが取れない場合は、汚れや臭い成分が残っている可能性があります。
2. お弁当箱の臭いの取り方
簡単にできる方法を5つ紹介します。
◾️ぬるま湯と塩
塩を使った方法は、手軽な臭い対策のひとつです。お弁当箱にぬるま湯をたっぷり張り、塩を大さじ3杯ほど溶かしましょう。フタを閉めて軽く振り、一晩放置するだけで完了です。
◾️重曹
重曹には消臭効果があります。お弁当箱が入る大きめのタライに40〜45度のぬるま湯を用意し、1Lに対して重曹大さじ3杯を混ぜましょう。その中にお弁当箱を1時間ほど浸け置きし、よくすすぎましょう。
◾️漂白剤
臭い取りと除菌の両方に効果的です。漂白剤は、製品の表示に従って適切な濃度に薄め、製品表示を確認し、指定された方法で浸け置きしたあと、十分にすすぎましょう。
◾️米の研ぎ汁
米の研ぎ汁を使って浸け置きする方法もあります。夕飯の支度で米を研ぐ際に研ぎ汁を取っておき、お弁当箱を一晩浸け置きすれば、臭いが気にならなくなります。
◾️アルコール
消毒用エタノールは、洗浄後のお弁当箱の除菌対策に活用できます。洗ったあとにひと吹きして乾かすだけでよく、まな板などにも活用できます。
3. お弁当箱の臭い対策
楽しみなランチタイムのためにも、日頃から臭い対策を意識しましょう。
◾️食材はしっかり冷ましてから詰める
雑菌は湿気や温度が高い環境を好むため、気温の高い時期は特に注意が必要です。食材は十分に加熱し、粗熱を取ってから詰めましょう。十分に冷まさずフタをすると内部に水分がこもり、雑菌が増えやすい状態になります。
◾️清潔なスポンジで洗い水気を切る
汚れたスポンジを使うと、その臭いがお弁当箱に移ってしまいます。洗ったあとはすぐに水気を切り、雑菌の繁殖を防ぎましょう。
◾️食べたらすぐに水洗いする
食べ終わったらサッとすすぐだけでもよいので水洗いをしましょう。フタを閉めたまま長時間放置すると、食材や調味料の臭いがこもってしまいます。洗剤を使うのが理想ですが、水洗いだけでも臭いの軽減につながります。
◾️抗菌シートを活用する
おかずの上に乗せるだけで雑菌の繁殖を抑えられます。わさびやからしなどの成分を使った製品もありますが、使用方法や効果は製品の表示を確認しましょう。梅雨や夏場など、食材が傷みやすい時期の対策として活用できます。
4. ステンレスやホーロー製のお弁当箱もおすすめ
プラスチック製のお弁当箱は、油や食材由来の臭いが残りやすいことがあるため、どうしても気になる場合はお弁当箱自体を見直すのも一つの方法です。ステンレスやホーロー製なら臭いが付きにくくなります。ただし、これらの素材は電子レンジが使えない点に注意しましょう。
結論
お弁当箱の臭いは、プラスチック素材の凹凸と雑菌の繁殖が主な原因です。ぬるま湯と塩、重曹、漂白剤、米の研ぎ汁、アルコールなど、身近なもので臭いを取ることができます。あわせて、食材をしっかり冷ましてから詰める、清潔なスポンジで洗うといった日頃の対策も大切です。せっかく作ったお弁当、気持ちよくおいしくいただきましょう。
