1. 埃がたまる原因
埃の正体は、衣類などから出た糸くずや紙製品のくず、髪の毛やフケ、花粉、砂などが混ざり合ったものです。生活しているだけでこうした繊維が舞い上がり、部屋や階段の隅など空気の流れがゆるやかな場所にたまりやすくなります。また、静電気によって埃が付着しやすくなるため、家電製品やパソコンなどには埃がたまりやすくなります。生活している限り、埃を完全になくすことは難しいといえるでしょう。
◾️放置する危険性
掃除を後回しにすると埃が固まって取れにくくなります。とくに網戸やサッシは掃除がしにくく、キッチンでは油汚れと合わさってこびり付いてしまうこともあります。ハウスダストに含まれるダニやホコリなどが、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状の原因になることもあり(※1)、コンセントと電源プラグの間に埃がたまり、湿気が加わることで発火する「トラッキング現象」が起こるケースもある、気づいたらこまめに掃除する習慣をつけましょう。
2. 埃を簡単に防止する方法
日頃のちょっとした工夫で、埃の発生を抑えられます。
◾️定期的に換気する
窓を閉め切ったままだと、室内の埃や空気中の汚れがこもりやすくなります。こまめに換気して、室内の空気を入れ替えましょう。
◾️布製品を減らす
布製のソファやクッション、カーペットは埃がたまりやすいアイテムです。革製などの掃除しやすい素材に替えることで、埃を取り除きやすくなります。
◾️棚の上に不要なものを置かない
物が多いほど埃がたまりやすく、掃除もしにくくなります。必要なもの以外はふた付きの収納ケースや引き出しにしまいましょう。
◾️家具の配置を見直す
長期間動かさない家具の隙間や裏側は、埃のたまり場になりがちです。コンセント付近など、必要に応じて配置を見直すのもおすすめです。
◾️外から持ち込む埃やゴミを減らす
外出先から帰ったときは、玄関で衣類などについた埃や花粉を払い落としてから室内に入ることで、外から持ち込む埃や花粉を減らせます。
◾️柔軟剤入りの水で水拭きする
柔軟剤を混ぜた水で雑巾を濡らして拭く方法もあります。ただし、柔軟剤は家具や床などの素材によってはシミや変色の原因になる可能性があるため、使用する場合は目立たない場所で試してから使いましょう。
◾️加湿器や空気清浄機を活用する
空気が乾燥していると埃が舞い上がりやすくなります。加湿器や空気清浄機を活用して、埃が舞い上がりにくい環境を整えましょう。
3. たまってしまった埃の掃除方法
効果的に掃除するためのポイントとコツを紹介します。
◾️掃除のタイミング
埃は人が動くと舞い上がりやすいため、人の動きが少ない朝一番や帰宅直後など、埃が床に落ちているタイミングで掃除すると効率的です。
◾️掃除中は窓を閉めておく
掃除中に換気すると埃が舞い上がってしまうため、換気は掃除が終わってから行いましょう。
◾️上から下へ掃除する
床の埃は棚や壁から落ちてきたものが多いため、上から下へ向かって掃除するのが基本です。
◾️正しい掃除の順番
まずはフローリングワイパーやマイクロファイバークロスなどで床の埃を取り除き、そのあと掃除機で残った埃を吸い取りましょう。仕上げに水拭きすると、細かな埃も取り除きやすくなります。水拭きは拭きムラが出やすいため、一方向に拭き進めるのがコツです。
結論
埃は衣類の糸くずや髪の毛などが集まったもので、発生を完全に防ぐことは難しいものです。だからこそ、舞い上がらせないこと、物にたまらせないことを意識し、加湿器や空気清浄機も活用しながら対策していきましょう。こまめな掃除を習慣にして、快適な空間を保ってください。
(参考文献)
※1 厚生労働省「アレルギーポータル」
https://allergyportal.jp/
(参考文献)
※1 厚生労働省「アレルギーポータル」
https://allergyportal.jp/
