1. 絨毯が汚れる原因
絨毯は繊維で織られているため、フローリングや畳より汚れが入り込みやすい性質があります。とくに毛足が長いタイプは汚れが目立ちにくく、掃除機だけでは奥までしっかり取れないため、少しずつ汚れが蓄積していきます。汚れが見えにくい分、掃除がおろそかになりがちですが、汚れをためないためにも、こまめに掃除するのがおすすめです。
2. 絨毯の簡単な掃除方法
こまめに掃除することで、いつも清潔な状態を保ちやすくなります。
◾️ヘアブラシでゴミをかき出す
いきなり掃除機をかけても、奥に入り込んだホコリまでは取りきれません。毛足の長い絨毯は毛が絡むこともあるため、毛足の長い絨毯は、必要に応じてブラシなどで毛の間に入り込んだゴミをかき出してから掃除機をかけましょう。毛の流れに逆らって動かすのがコツです。
◾️掃除機をかける
かき出した汚れを掃除機で吸い取ります。縦方向と横方向、両方向から丁寧にかけるのがポイントです。絨毯の素材や毛足に合わせて、適切な吸引力で掃除しましょう。
◾️コロコロで仕上げる
最後に粘着タイプのコロコロで、残ったゴミを取り除きます。絨毯用の粘着力が強いタイプがおすすめです。
◾️汚れに合わせて洗剤で拭き掃除する
掃除機で取りきれない皮脂汚れや汗には、重曹または衣類用中性洗剤を使いましょう。重曹は弱アルカリ性で、皮脂汚れなどの酸性汚れを中和します。衣類用中性洗剤は、製品の表示に従って薄めて使用し、雑巾で拭き取ったあと、固く絞ったタオルで仕上げの水拭きをします。
3. 絨毯に付いたシミの掃除方法
シミの種類によって、適した対処法が異なります。作業前には、目立たない場所で色落ちしないか確認しておきましょう。
◾️油性のシミの場合
スプレー容器、白いタオル、雑巾、ゴム手袋、ベンジンを用意します。輪ジミを防ぐため周辺に水をスプレーし、油性のシミには、絨毯の取扱表示や素材を確認したうえで、適切なシミ抜き剤を使用しましょう。こすらず押し付けるのがコツです。シミが薄くなったら、水で濡らして固く絞った雑巾で拭き取ります。
◾️水性のシミの場合
スプレー容器、白いタオル、ヘラ、雑巾、ゴム手袋、絨毯用洗剤を用意します。周辺に水をスプレーしたあと絨毯用洗剤をスプレーし、白いタオルをかぶせてヘラで汚れをかき出すようにタオルに吸着させましょう。シミが薄くなったら、濡らして絞った雑巾で拭き取ります。
◾️種類がわからない場合
種類がわからないシミは、無理に自己判断で処理せず、絨毯の取扱表示を確認して適切な方法で対処しましょう。
◾️頑固なシミの場合
頑固なシミは、絨毯の素材と漂白剤の使用可否を確認したうえで、製品の表示に従って対処しましょう。
4. 快適に使うためのお手入れ習慣
掃除後もきれいな状態を保つために、意識したい習慣があります。
◾️週1回の陰干し
湿度が高いとダニが発生しやすくなります。湿気がこもらないよう、定期的に陰干しして乾燥させるのがおすすめです。難しい場合は、絨毯を半分に折って裏面を露出させるだけでも湿気を逃せます。
◾️月1回の水拭き
掃除機で取りきれない汚れには、月に1回ほどの水拭きが効果的です。固く絞った雑巾で、絨毯の毛の流れに沿って拭きましょう。水拭き後はしっかり乾燥させ、湿った状態が長く続かないようにしましょう。
結論
絨毯は見た目がきれいでも、実は奥に汚れがたまっていることがあります。掃除機の前にヘアブラシで汚れをかき出すことから始めましょう。シミは油性か水性かで対処法が異なり、判断がつかない場合は油性の方法から試すのがポイントです。定期的な掃除と適切なお手入れを心がければ、絨毯を清潔に保ちやすくなります。
